ブゴニア (2025年) 118分【ネタバレ・考察】脳の差と弱肉強食の摂理。


ネタバレなし感想

アリ・アスター製作に加わり、ヨルゴス・ランティモス監督と聞いて身構えて観に行ったけど、本当にとんでもねぇ映画作ったな。

事前情報は限りなく入れずに予告編だけチェックして観に行くのをオススメします。

とにかく衝撃

作中もなかなか刺激的な描写が続きますが、ラストは本当に衝撃でした。
ネタバレ厳禁映画です。

予告編は見ておいた方が良いかも

私は普段、予告編も見ず、事前情報は無しで映画と対戦するタイプなのですが、
そこまで厳密に予告編を避けている訳ではないので、
今回はたまたま予告編をしっかり観た上で本編を試写会にて鑑賞いたしました。

予告編を見ておいた方が、導入の話が理解しやすくなるのでスムーズに話に入っていける感じがします。

劇場鑑賞がオススメ

ヨルゴス・ランティモスの美しいビジュアルセンス、不穏な音響を大画面・大音響で浴びるのは最高でした。

食欲が失せるようなキモシーンはありませんが、ポップコーンはオススメしないかも。
ポップコーンが進む映画ではないです。

アリ・アスターが好きなら好きかも

私はヨルゴス・ランティモスの映画はあんまり刺さらないのですが、アリ・アスターの映画はかなり好きです。
本作はランティモ独特の美しい映像と不快な音楽はそのままに、アリ・アスターの風味が強い作品でした。
かなり好きです。

演技を忘れる演技

映画に没入していたのでこの人たちが演技していることすら忘れていました。
演技が上手いとか下手とかに思考が及ばないほど演技が上手かったです。

あとエマ・ストーンの頭のシェイプがめちゃくちゃ綺麗。

基本情報

Bugonia
ブゴニア
2025年 118分

ブゴニア

製作国:イギリス/アイルランド/韓国/アメリカ合衆国

キャッチコピー:これは、人類を滅亡から救うための誘拐。

あらすじ

人気絶頂のカリスマ経営者として脚光を浴びるミシェル (エマ・ストーン)が誘拐された。犯人は、陰謀論に心酔するテディ(ジェシー・プレモンス)とドン(エイダン・デルビス)の2人組。ミシェルが地球を侵略しにきた宇宙人だと信じてやまない彼らの要求はただ一つ。「地球から手を引け」彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルだが、事態は思わぬ方向へと加速していき——。

※参照元:公式サイト


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : ヨルゴス・ランティモス
脚本 : ウィル・トレイシー
製作 : エド・ギニー/アンドリュー・ロウ/ヨルゴス・ランティモス/エマ・ストーン/アリ・アスター/ラース・クヌードセン/マイキー・リー/ジェリー・ギョンボム・コー

キャスト

ミシェル・フラー:エマ・ストーン
テディ:ジェシー・プレモンス
ドン:エイダン・デルビス
警官ケイシー:スタブロス・ハルキアス
サンディ:アリシア・シルバーストーン

ポスター/パッケージ

⚠️ネタバレあり感想⚠️

人も蟻も社会性動物

ハチ

社会を形成し、役割分担をしながら効率よく社会を回していく動物です。
ミッドサマーやウィッカーマンもその話でしたね。

集団で生きる動物の社会には搾取する側とされる側が発生してしまいますね。
支配する側とされる側に分かれるわけですよね。

アリ・アスターってこの話を題材にするの好きよね。

最小単位でも発生している支配構造

テディとドンっていう2人のコミュニティでも支配構造が発生していました。
大きいコミュニティだけ起こるものではなく、すべてのコミュニティで起こっているわけですね。

弱肉強食で生き残る動物の摂理はどれほど醜くても拒否することはできないということらしい。

スタンフォード監獄実験を思い出します。

知能によって格差が生まれる

テディはドンよりIQが高いでしょうし、ドンは蜂よりIQが高いでしょうし、ミシェルは1番IQが高いですよね。
知能が高い生物が知能の低い生物を使うという構造は変わらないんですが、彼らは"女王蜂"に苛立っているわけですね。

蜂はもっとバカだからそんな疑問すら無く、人間に食われるハチミツを作ってると。
蜂からしたらテディ&ドンはエイリアンだし、テディ&ドンからしたらミシェルはエイリアンだしみたいな。

本作では知能面での弱者と強者って感じが全面に出ていた感じがしました。

ちなみに肉体面でも弱者

男2人で誘拐しようとして女1人に負けるってそんなことある?
めっちゃ鍛えたら男2人にも勝てるもんなの?

わかんないんだけどあそこは笑いました。
グダグダだしヒール脱ぐのカッコいいし、なんか静かだし、いくら鍛えているからとはいえ男2人が負けるとは思ってなかったし。

圧倒的弱者じゃない。

一見するとスリラー

対面

一見すると会話劇系のスリラーなんですが、アリ・アスターが絡むと悪意が全面に滲み出ますね。

ただのスリラーならあのラストにする必要はありません。
ヘレディタリーでも同じことやってましたね。
この映画には完全なる寓話なんですよ!と明言しないといけない理由があります。

脳系の優生思想を感じる

誘拐直後

ヘレディタリーでもボーは恐れているでもそうでしたが、遺伝性の脳の問題がチラつきます。
この映画でも母親の統合失調症はテディに遺伝しているように見えましたし、次男のドンは自閉症でした。

知的・精神的に問題がある家族vs超スマートなCEOという構図ですよね。
悪意がすごいじゃない。
ダイヤモンドの隣にうんこ並べるみたいなもんですよ。
格差を描きすぎだって。
これは悪意が丸出し過ぎるって。

テディ&ドンからするとミシェルはエイリアンくらい何言ってるのかわからないんでしょうね。

陰謀論は物事を簡単にする劇薬

IQが低いと抽象度が高いものを理解できないらしいです。
都市伝説とか陰謀論って、そういう人にはめっちゃ刺さりそうですよね。
だってこの世の中は複雑過ぎて多分人類には理解できないほど絡み合っているし。
全部フリーメイソンのせいにしてスッキリした方が楽でしょうね。

エコーチェンバー

『エコーチェンバーに陥ってるわ』的なこと言ってましたが、SNSなどでいいねをもらったら間違った思想でも確信が強くなってしまい、認知が歪むというやつです。

思っているより深刻なアメリカでの陰謀論

数年前、Youtubeで陰謀論を取り扱った動画が削除されるという騒動がありました。
YouTube、「有害な陰謀論」コンテンツを排除へ Qアノンなどが対象

私の感覚ではエンタメとしての都市伝説なのでなぜこのような規制が入ったのかよくわからなかったのですが、どうやらアメリカでは結構深刻なようです。

陰謀論によって起きた事件

ヒラリーとトランプの政治的対立が激化していた最中、民主党関係者のメールが流出。
メールの内容に「夕食」「ピザ」「ホットドック」などの表現が含まれていた。

ここで一部のネットユーザーがこれらの単語はなんらかの暗号で、「児童売買」を示すものではないかと憶測が広がったそう。
実際には明確な根拠や証拠などはないものの、ネット上ではこのトピックが多く議論されていた。

そして2016年12月4日、犯人は子供を救うためとしてライフルなどを用いてワシントンDCのピザ屋に新入し発報した。 犯人は

  • 人を傷つける気持ちはなかった
  • 子供たちを助けたかった
  • ネットで見た情報を信じた

と供述していたようです。

アメリカと日本、都市伝説の立ち位置

日本ではエンタメコンテンツ

日本での都市伝説は具体性が低く、どちらかというと話のネタとして楽しむことが多いと思います。

少なくとも私は本気で何かを信じて普及させようとする人には出会ったことがありません。
もしかしたら!?という曖昧さも含めて楽しむものだと認識しています。

アメリカでは温度感が違う

過去に実際に暴かれた事例があり、それがショッキングな形で国民の記憶に残っている分、全くもって真偽不明の都市伝説も本気で信じている人がいます。

バックグラウンドの差

存在が確認できていないものに対する耐性が高いのではないかと思いました。

宗教を信じている人からしたら神はいるわけで、それを子供の頃から信じていたりするわけですよね。
大人になってからも何か見えないもの、存在が不確定なものを信じる障壁が低いのかなと思いました。

陰謀論というところが悪意

テディとドン

強者に人生を食い散らかされた弱者からの逆恨みというシンプルな話にしないところに悪意を感じます。
もしもそう言う話であれば、いくら低知能とはいえ、ここまで酷い扱いを受けるなんてと同情の余地がありましたが、
陰謀論を信じ込んで他人に被害を与えるという。

”ただのバカなら害はないのだけど、モノによっては暴走して社会に悪影響を及ぼすんだよねぇ⭐︎”
って感じがしました。

実際、この映画で私が嫌悪感を抱いたのはテディだけです。
ドンは単体なら加害性なさそう。
人は撃てないのに自分を撃ったし。

IQは20違うと会話が成立しない

説得中のミシェル

ザ・ハントみたいなシーンありましたね。
会話しているようで会話が成立していないみたいな。

この映画に関してはIQが違い過ぎて成立しない会話を描きたかったんかなと思いました。
IQが20違うと相手がエイリアンに見えるのか。

確かに私もたまにホリエモンが何言ってるのかわからないです。
なので、私視点だとホリエモンはエイリアンです。

化学的に去勢

テディ

やりたい放題ですね。
過去の作品を観ているからか、去勢する描写を入れるのかなり際どいですね。

たまにこういう議論は見かけます。
何らかの遺伝性疾患を持つ当事者が産まない選択をするというのもありますよね。
ただこういう際どい特集もありますよね。

私は精神というドキュメンタリー映画で精神病患者がパニックになって自分の赤ちゃんを殺してしまったという話を聞いてから本気で去勢ルール作ってくれと思いました。
本人がその過去を話していますが、本人も相当辛そうで結果的に全員不幸じゃんっていう。
でもこれも完全に優生思想ですからね。

優生思想とは

能力が低いやつのDNAはいらねぇって話ですね。

これがなんで危ない思想かというとアドルフ・ヒトラーが体現してくれました。
ヒトラーの優生思想は"アーリア人以外はみんな死ね。まずはユダヤ人から殺す”
でした。
障害者に強制不妊手術もさせてたそうです。
優生思想は大量に人が殺される可能性があるとんでもない思想です。

多様性と連呼

そういえば序盤でCEOがプロモーション映像かな?なんか撮ってましたね。
セリフを噛んでしまって多様性と連呼してました。
思っていないことを言うときって言葉がスムーズに出てこないですよね。

ドン可愛かった

ドンだけずっと可愛かった。
全部の感情が顔に出てた。

2人の争いを止めたいんだけど止められないし、人を傷つけたりしたくないし、兄貴大好きっていう可愛い子でした。

良心がある子が自殺するっていうのは明日、君がいないでもそうでしたし、現実でも割と言われてることですね。
自殺する人は静かに死んでいくという。

"手を下すまでもない"のが弱者

目が笑ってない

序盤で蜂の紹介みたいなことしてませんでした?
優れた社会構造の紹介なんかな?と思ってサラッと流しちゃったんで真面目に聞いてなかったんですが、"受粉はお花にとっての自動セックスだ!"みたいなこと言ってました?

あの2人は不潔だったし、弱者男性の鏡みたいな2人でした。
あんな臭そうで会話通じない2人に繁殖は不可能ですよね。
お花の方が遺伝子の差に関係なく反映できるので優しいシステムでした。

やっぱり弱者って自然淘汰されていくのか。

子供と話すかのような警官

テディの生活を心配してやってました。
普通の成人男性への口調だとしたら癪に触るくらい子供と話すかのような話し方です。

ベビーシッターをしたことがあるとのことなので警官の中ではいつまでもちっちゃいままなのかな。

でも家に訪問してきたとき、なんか怪しい話をしていましたね?
”あれは俺が悪かった”みたいなこと言ってましたけど性的な虐待を受けたとかなんかあったんですかね?
なんの話でした?
心拍数上がり過ぎて見逃した気がするんですが匂わす程度で明言してなかったですよね?
明言してましたか?

ミソジニーフレーバーはしない

この映画の構図って、圧倒的弱者な男性×2と圧倒的強者女性×1なんですよね。
ミソジニー風味がしてもおかしくないのにこの映画ではなぜかミソジニーフレーバーがしません。

序盤に去勢してくれたため、この映画に性欲が全くチラつかないからでしょうか。
性欲とか性とかそう言う話じゃないところも知能の話をしている感じがします。

弱者かどうかは性別の問題じゃねーんだよ!って感じで焦点が定まりやすいです。

嘘をつく

ディナーでのミシェル

子供が嘘をつき始めたら成長の証だって言いますよね。
知能が高い方が嘘はうまいですよね。

この映画ではミシェルが嘘ばっかり言います。

なんか『話すな!』って制止するテディをガン無視して捲し立てて言ってたので詳細は覚えてませんが
『私が1番なりたくないと思っていた人になった』
みたいなこと言ってましたね。

要は金のために人を利用して何にも感じないような人種になりたくないと思っていたのに自分がそうだとあなた方の家を見て思った!ってことですよね。

あんた1ミリも思ってないでしょう。

本音ポロリ

相手の首を絞めながら"結局私が強者なんだよぉ!"みたいなこと言ってました?
なんか展開が早過ぎてセリフは忘れましたが言ってましたね?
そりゃそうでしょう。
優しい言葉なんて自分が勝つために言うセリフでしょう。

バカは自滅するので手を下すまでもない

テディ、まさかの自爆。
爆弾の装置が体温に反応して爆発したと言っていました。

バカは自滅していくから放っておいても構わないんだってことですね。
たまに害があるのを逮捕すればいいということでしょうか。

統合失調症かな

ディナーに招待する際、アルミホイルを窓ガラスに貼り付けてましたね。
母親も宇宙人の話をしていましたね。
統合失調症のことでしょう。

まともな人は自殺する

ドンが自分の頭をぶち抜いた時、めちゃくちゃ衝撃で謎にジャンプスケアしたんですが、後で冷静になったら"ああ、確かに!”と思いました。

どっちも傷つけられない!争いができない!っていう人もある意味弱者ですよね。
ずっと何かしらは戦って勝ち抜いていかないといけないカルマでこの世は回っています。

バカをいじめ抜く

テディに嘘ついて母親を殺させましたね。

真っ先に母親のところに向かっていくところを観て、
おい、お前マジか。バカって本当に救いようがねぇな
と呆れてました。
でもテディは真剣です。

母親が昏睡状態になったのはミシェルの会社の治験のせいだし、その後も田舎で仕事がないからかその会社で働いているし、ミシェルの演説のせいでドンは自殺しちゃったし、
ミシェルの嘘に惑わされrて自分で母親を殺めてしまうし、
こんなにバカに酷い仕打ちしなくてもいいじゃんって思うくらい徹底的にいじめ抜いてました。
ダンサー・イン・ザ・ダークじゃん。

スッキリする

個人的にはめちゃくちゃザマァ見ろと思ってました。

ダンサー・イン・ザ・ダークでもずっと頭の悪い主人公にイライラしてラストにスッキリしたタイプなのですが、本作でもバカがバカなことして自滅していくのを観てスッキリしていました。

もういい加減にしてくれとずっと思っていたのでいっそのこと死んでくれてよかったです。

バカにつける薬はない

結構エイリアンのミシェルもギリギリまで粘ってみたけどダメだったみたいな感じですね。

種の保存をどれだけ頑張ってやったとしても、バカは勝手に自滅していくからほっとくかさっさと見切りを付けるしかないということですね。

みんなも現実でやってませんか?
ギリギリまで関わってみるけど"あ、コイツなんか危なそう"って思ったらスッと距離を置いて音信不通にしません?

ミイラ取りがミイラになるラスト

スッキリさせてくれただけで終わるダンサー・イン・ザ・ダークとは違い、本作は"お前も弱者だからな"で終わります。

だってミシェルは本当に宇宙人だったんだから。
人類と比にならないくらいの能力や知能を持った生物が来たら、全員が弱者になっちゃうっいうことですよね。

でもこの映画的には自滅するからほっとけって感じよね。

一気にくだらない話になった

エイリアンでしたぁ!ってしたことによって一気にバカバカしい話になりましたね。

わざとでしょう。

知的弱者や精神障害者、発達障害のありのままを描き過ぎていますよね。
さらに"彼らにも良いところがある!"なんて綺麗事にも一切走らないとなると、
ラストはこうするしかないですよね。

"ちょっとちょっと、優生思想とかやめてよ! 冗談を間に受けないでよぉ! ジム・キャリーが主演ならただのドタバタコメディだったでしょ?しかもミシェルはエイリアンだよ? こんなバカな話を君たち間に受けるのぉ? カウンセリングの先生紹介しようかぁ?” ってことでしょ。 この映画、怖。

バカは救われるのか

“統合失調症のように見えたけど、本当のことを言っていた!彼らにこそ真実が見えていた!
彼らが正しかった!彼らを無視したから人類は滅亡した!"

という話ですからね。
弱者サイドのカタルシスもしっかり忘れないという。
この映画を観てバカは救われるのか。

もっと怖、この映画。

もっと怖い時代が来る

ここ数年、AI動画の発達が早過ぎてちゃんと見ても違和感がない動画に溢れているので今後は嘘が作りやすいですね。
陰謀論やフェイクニュースがすごい速度で拡散されていきそうです。
あともう一つ、際どい話をすると父親の高齢化によって子供の発達障害や統合失調症のリスクが高まる可能性があると言われています。
女が35歳以上に出産をする場合、子供がダウン症で生まれる確率が格段に上がるという話は有名ですが、男の精子の劣化の話は案外知らない人が多いです。
若い頃はお金がなく、奨学金を返し終わって収入も上がって、ようやく収入に余裕ができて子供を持とうと思ったときには35歳以上で子供を持つという人も多いでしょう。

何を信じるかは自由ですが、人を刺したり誘拐したりしないようにしてくださいね。

補足情報

目についた陰謀論関係の情報おいて行きますね。

ジョー・ウシンスキー教授は、少なくとも100年前から常に社会の後ろの方で、通奏低音のようにして響いていたと言う。 「誰でも少なくともひとつは、陰謀論を信じている。もしかするといくつかは信じているかもしれない」と、ウシンスキー氏は言う。
2016年12月、ワシントンの小さなピザ店を銃で武装した男が襲撃するという事件が発生しました。幸いにして死傷者こそ出なかったものの、男を駆り立てたのは、ツイッターへの書き込みを起点として広まった「ヒラリー・クリントンを中心とする組織の拠点がそのピザ店の地下にあり、子どもへの性的虐待や殺害を繰り返している」という陰謀論でした。

余談


参考サイト