ネタバレなし感想
すげーな、この映画。 『食人族』に続き、グロ描写にも一切の妥協がありません。
リブート作品
本作は、ファウンド・フッテージの元祖として知られる伝説的グロ映画『食人族』のリブート作品です。
私はオリジナル版が大好きなのですが、このリブート版にも十分満足しました。
展開はやや異なるものの、オリジナルの要素を現代風にアレンジしている点が興味深く、楽しめました。
現代版リメイクとして、かなり完成度が高いのではないでしょうか。
「リメイクするなら、ここまで大胆に改変してもいいよね」と思わせてくれる作品です。
ホラー映画の枠組みに収まっている
グロ要素はよりエンターテインメント寄りで、オリジナルと比べるとドキュメンタリー的な生々しさやリアリティは控えめです。
全体的にややポップな印象で、映画としては観やすい仕上がりになっています。
オリジナル版『食人族』がホラーの枠を超えた唯一無二の存在感を放っていたのに対し、本作は良くも悪くも“行儀の良い”ホラー映画という印象です。
グロいけど大丈夫
もちろんグロテスクなシーンはありますし、クオリティも高いです。
ただ、グロ映画に慣れている方であれば比較的観やすい部類に入ると思います。
『テリファー2』が平気だった方なら、本作も問題なく楽しめるはずです。
意外と笑えるシーンも多く、ポップに楽しめるグロ映画という印象でした。
エンタメ性が高い
テンポが非常に良く、次の展開も読めません。
個人的には1か所、思わず爆笑してしまいました。
ユーモアのセンスも抜群です。
ナイス、イーライ。
食人族LOVE
イーライ・ロスの演出の手際の良さ、緩急の付け方、そして“食人族愛”が感じられる作品でした。
観ていて純粋に楽しめる一本です。
オリジナル版『食人族』には強いテーマ性を感じましたが、本作からは明確なメッセージ性はあまり伝わってきませんでした。
言ってしまえば、「若者ってバカで傲慢だよね」という皮肉を描いたエンタメ映画。 それもまた、この作品らしい魅力かもしれません。
基本情報
The Green Inferno
グリーン・インフェルノ
2013年 100分
製作国:アメリカ
キャッチコピー:そこは、人間が食われる地獄
あらすじ
過激な慈善活動を行う学生グループは、企業の森林伐採により危機に瀕しているヤハ族を救おうとペルーのジャングルへ乗り込む。だが、彼らの乗った飛行機は熱帯雨林に墜落。生き残った学生たちは助けを求めるが、そこで出会ったヤハ族は食人族だった…。
※参照元:U-NEXT
日本版 予告編
英語版 予告編
スタッフ
監督 : イーライ・ロス
脚本 : イーライ・ロス/ギジェルモ・アモエド
製作 : イーライ・ロス/ミゲル・アセンシオ・ジャマス/ニコラス・ロペス/モリー・コナーズ/クリストファー・ウッドロウ
キャスト
ジャスティン:ロレンツァ・イッツォ
アレハンドロ:アリエル・レヴィ
ダニエル:ニコラス・マルティネス
ラース:ダリル・サバラ
エイミー:カービー・ブリス・ブラントン
サマンサ:マグダ・アパノヴィッチ
ジョナ:アーロン・バーンズ
カーラ:イグナシア・アラマンド
ケイシー:スカイ・フェレイラ
チャールズ:リチャード・バージ
カルロス・リンカーン:マティアス・ロペス
禿頭の首狩人:レイモーン・ラオ
長老:アントニエータ・パリ
アレハンドロの妹:パス・バスクニャン
⚠️ネタバレあり感想⚠️
お嬢様のお遊び
ジャスティンの心の移り変わりがわかりませんでした。
コイツ、生き残ったけどバカクソ女じゃない?
最初はよくわからないけど、リーダーがセクシーだったから参加した。
浅はかでどれほど危険な活動なのかも全く想像すらしていなかった。
自分が娘であることを利用され、目的は果たせたものの、急にこの活動は間違っていると言い始めた。
全くこの活動に対して志も熱意もないようです。
そして飛行機が墜落し、食人族に捕まります。
仲間がひどい殺され方をしていましたが、ある少年と交流をしており、自分は殺される一歩手前でその少年に助けてもらいました。
ヤハ族も交流しようと思えばできるんだとここで知ったということでしょうか。
そして帰国しましたが、帰国した際にはヤハ族の食人文化を一切伏せて、さらには自分も食べられるところだったのにヤハ族のおかげで助かったと嘘をつきました。
ブルドーザーで彼らの住処をぶっ壊しているペルー政府が不利になる証言をしていました。
結局コイツの思想はなんなんだよ。
意識高い系の大学生
所謂、意識高い系のバカ大学生たちでした。
現実を知らなくて、活動をしている自分に酔っている感じ。
悪意たっぷりに描かれています。
もはやテロのような最初のペルーの作業現場襲撃シーンですが、爆弾仕掛けるってバカなのか。
やっていることが過激派すぎて気持ち悪いです。
しかもなんのゆかりもない知らない国の知らない人のために、命をかけますか。
彼らにはなんのバックグラウンドもありません。そこが気持ち悪いです。
食人族のバカな若者たちはロクデナシ連中でしたが、本作の若者たちもちゃんとロクデナシでしたね。
進化したカメラ
食人族ではフィルムでしたが、本作ではスマホのカメラとなっており、さらに生配信という改変が加えられておりました。
『カメラが銃になる』
まさにそういう時代ですね。
食人族の時代と比較するとすごい時代になったねという描写ですね。
あと主人公が最後助かる伏線という感じ。
みんなバカ
自分たちが助けようとした部族はとんでもない部族だったという展開です。
てかヤハ族の食人文化とか知らんかったんかい。
なんも情報なかったんかい。
しかも誰も人類学とか研究していなかったんかい。笑
なぜか生き残れたジャスティン
ジャスティンが部族の少年と交流できたのは本当にたまたまでした。笑
笛持っていただけ。
一応、文化的交流を図ろうとしたのはジャスティンだけでしたが、特段、ジャスティンが博愛主義者というわけでもなくたまたまという感じがします。笑
別に信念もないし、人類学について人一倍詳しいわけでもないし、なんで助かったのかマジでわからない。笑
これホラー映画あるあるの”処女が生き残る法則”が発動した以上でも以下でもないような気がします。笑
善意ではなく金
ここも食人族と同じですね。
善意や社会的意義のための活動ではなくただただ金と名誉のための活動という。笑
あの一向のスポンサーはドラッグの売人、カルロスでした。
しかもカルロスとアレハンドロは企業に雇われていただけでした。笑
環境破壊を行なっている企業Aのライバル企業Bに雇われていたため、デモを行い、国際問題にし、作業を止めさせたということですね。
そうすると企業Aはビジネスが立ち行かなくなり、企業Bが儲かると。
なんの志も哲学もない。笑
部族描写がおもしろい
結構ちゃんとした社会を形成しているように見えました。
なんだかみんな健康状態がいいし、豚も複数匹いました。
人数も住処もしっかりしていていいですね。
あと部族のエイムがすごすぎるのには笑いました。笑
爆笑のジェット機墜落シーン
ミサイルのようなものを飛ばされて飛行機が墜落しました。
どこの組織によるものなのかはわかりませんが、順当に考えると企業Aですね。
墜落する際のジェット機内のシーンも面白かった。笑
ジョナがゲロ吐いてましたね。笑
そして墜落した後、脳震盪でも起こしているのか、フラフラした若者がプロペラに巻き込まれて首を撥ねられて無駄死にしていました。笑
最初のグロシーンは部族によるものじゃないんかい。笑
そして部族のスーパーエイムタイムです。
スパスパと若者に矢を刺していきます。
カーラの首に刺さった矢を抜こうとしたら、カーラの額に矢が刺さり、『おい!』というアレハンドロ。笑
グロいのにこんなに笑えるシーンありますか。笑
何これ。笑
解体シーン
捌く前に首の動脈を先に切ってくれよ。笑
ジョナは祭壇のようなところに寝かされ、捌かれます。
生きたまま目玉を抉り取られ、舌を切られ、喰われます。
そして四肢を切断され、最後に首を切られます。
順番逆にしてくれよ。笑
調理シーン
なんか部族の人たちが手際よくジョナを調理して食べます。
なんかいい食材が入ったぞみたいなテンションです。
普通に分け合って食ってる。笑
この淡々としてる部族がなんか笑えてきます。笑
普通なんだ。笑
処女チェック
あれ1番嫌なシーンでした。
主人公だけ処女ということですよね。
やっぱり主人公が助かった理由それだけなんじゃないかと思えてしまう。
ショッキングなコメディ
菜食主義の女の子が肉だけど背に腹は変えられないといった様子で配られた食事を食べます。
豚の肉かと思って食べていたら、サマンサのタトゥーが。
ベジタリアンに人肉食わせるって悪意あっていいですね。
ショックのあまり、陶器を割って自殺してしまいました。
急に自殺したのでビックリしました。
と思ったらシコリ始めるアレハンドロ!?
なんだコイツwwwwwwwww
もうこの一連の流れが意味がわからな過ぎて爆笑しましたwww
『緊張状態にあるから発散するんだ』
って何言ってんのかわかんねーよwww
勇姿
最後、少年に助けてもらったジャスティンですが、川を渡ろうとすると向こう岸にヒョウがいます。
でも後ろには部族が吹き矢を構えて待っています。
ジャスティンは川を渡りました。
ヒョウは襲ってきませんでした。
そしたら、それを見届けた部族は去っていきました。
自然の摂理に勝ったのであれば干渉しないみたいなことでしょうか。
食人族では勇姿を見せたら認められたみたいなエピソードがありましたがそれに近いしいシーンなんでしょうか。
銃殺
最後に部族が銃殺されまくっている場所にたどりつきました。
最悪。ジャスティン、部族にペイントを塗られたので遠目から見たら部族にしか見えない。
と思ったら案外簡単に助かりました。
見殺し
アレハンドロは見殺しにしました。
まあそりゃそうなるよね。
しかしアレハンドロの妹から電話がかかってきました。
衛生写真でアレハンドロを見つけたと。
部族の偉い人と同じ黒塗りされていました。笑
コイツすげーな!笑
言葉も何も通じない部族に取り入って出世したんか!笑
サイコだけど優秀なんだ!笑
ほんと爆笑のラストでした。笑



