ネタバレなし感想
中学生くらいの頃、日本とドイツの医療は戦争時の人体実験により飛躍したって話を聞いたことがありましたが、ここまで凄惨な大量殺人だとは想像していませんでした。
しかし、映画は映画なので、という程度に留めておくことしかできません。
さらには中国人が中国で作った映画なので、鵜呑みにはできないです。
しかし、極端に日本人を悪く描こうとしているかというと、そういう意図はあまり感じませんでした。
一応、本作の原作は「悪魔の飽食」という本だそうなので、読まない限りわからないです。
読んだところで国が正式発表するわけもなけりゃ今から正確な調査ができるわけでもないのでもはや真実は闇の中です。
ただ、戦争時、人は悪魔と化します。
本作で描かれていた酷いことが行われていたと言われても全く違和感はないです。
ナチスにもサイコ医師いましたしね。
事実かどうかはさておき、という頭で映画を観ました。
悪趣味映画界では割と有名な作品。本物の猫を虐待し、本物の死体を使って撮影している倫理観の狂った作品であるからです。
基本情報
Men Behind The Sun
黒い太陽七三一 戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌
1988年 105分
製作国:香港(イギリス領)
キャッチコピー:この事実から目を逸らすな!戦争の狂気が生んだ恐るべき人体実験!
あらすじ
1945年の満州国。石井四郎中将率いる部隊に3人の少年兵が送られてくる。その部隊では、捕虜を使った恐るべき人体実験が行われていた。
※参照元:Google
英語版 予告編
スタッフ
監督 : 牟敦芾
脚本 : 牟文遠/滕敦靖/劉梅芾
製作 : 傅奇
キャスト
呉代堯
田介夫
王潤身
⚠️ネタバレあり感想⚠️
動物虐待
本作の倫理観は壊れています。
まず、本物の猫を虐待して撮影されており、猫もネズミも殺されていると言われていますが、殺していないようです。
2010年のドキュメンタリーによると、猫に蜂蜜と血糊をかけて撮影が行われたと監督が発言しています。
ネズミは猫の体についた初蜜を舐めていたのだと。
余談ですが、同じ悪趣味映画としてトップクラスに人気のあるピンク・フラミンゴでも動物虐待と見受けられるシーンがありますが、撮影後に食べてます。
本編終了後の解説にてジョン・ウォーターズが撮影に使用した鶏はあとで食べたと言及しています。
人権
本作では本物の少年の遺体が使用されています。
それは撮影のために命を奪ったのではなく、検体として提供された遺体を実際に撮影で使用しているというものです。
ご両親はお金で納得したのでしょうか。
少年は生前にこの事実を知らされていたのでしょうか。
思春期くらいの少年の全裸が画面に映されてしまっています。
可哀想と思ってしまいます。
ただ、私なら映画に出れるなら使ってもらってもいいと思ってしまうかも。
ギャザギャザに切り刻んでもらって映画史に残りたいです。(?)
検体か映画で使えるならどうぞという感じです。
死姦など個人のキチガイの快楽のために使われるのは断固拒否しますが。
戦争によって作られた狂人
てっきり石井は戦争を理由に、殺人を正当化して私欲や好奇心を満たしているキチガイかと思ったら、どうやら本気で戦争に勝つために必要なことだと思ってやってるみたいでした。
戦争時にはそういう思考になるんですかね。
日本で映画化してほしい
原爆による被害や特攻部隊など、日本人が被害を受けるような映画を描いた作品は多いですが、731部隊について日本制作の映画があってもいいんじゃないかと思いました。
ただ誰も金は出さないだろうし、誰も出演してくれないだろうな。
そこまで日本人を下劣に描いていない
日本人兵士の中で”丸太も同じ人間だ”っていう人もいたし、塀の外の子供とキャッチボールしたりする謎のコミカルシーンとかあったり、日本人青年たちが叛逆しようとしたり、被害者側として描かれていましたね。
謎のシーン
お酒塗り塗り&脇毛抜きの儀式はなんだw
きっしょwww
でも日本のおっさんやりそうwww
精神が狂う環境
酒飲まないとやってらんない焼却炉の青年可哀想、、、。
ホロロンバイ爺さんは遠に気が触れてるし、、、。
十字に括られてたニキが、針金を引きちぎって、そのまま逃げずに周りの奴を助けてあげるの泣ける。
無駄に殺されただけ
資料を燃やして証拠を隠滅して、、、資料がなくなるのなら、なんのために人を殺してきたんだろう、、、。彼らはなんのために命を奪われたんだろう、、、。



