ネタバレなし感想
私は1996年生まれなので、ギリVHS世代ですが、物心つく頃にはすでに貞子がポップな感じで消費されていました。
始球式をやっていたり、お笑い芸人がネタにしていたり、パチンコになったり、なんならキティちゃんとコラボしていたり。
初対面の貞子が全く恐怖の対象じゃないのと、個人的に幽霊を全く信じていないので幽霊系ホラーが怖くないので本作も全然怖くはありませんでした。
それでもスリラーとして面白い
それでもホラーとしてより、スリラーとして面白かったです。
物語に推進力があり、最後まであっという間でした。
テンポ感も良くて観やすかったです。
音が怖い
精神を不安定にさせる音がずっと流れているので、結構ジャンプスケアしました。
なんか空調音みたいなものがして不安な気持ちにさせ続けてきます。
そして恐怖演出が多い!大サービスしてくれています。
なんというか、全体のまとまり感が良いですね。
芸術点が高い
お化けに強いのと、ホラー映画慣れしていることもあり、あの”恐怖映像”や”恐怖シーン”を平常心で観ることができました。
でも素晴らしい。
芸術点が高いと思いました。
どこか美的センスを感じる作品でした。
基本情報
Ring
リング
1998年 95分
製作国:日本
キャッチコピー:ビデオに殺されるなんて。
あらすじ
テレビレポーターの玲子は、見ると1週間後に死ぬというビデオテープのうわさを聞く。にわかには信じられず気にも留めなかった玲子だったが、姪の死をきっかけにビデオテープの調査を開始。やがて本物のビデオテープを手に入れ、内容を確認すると…。
※参照元:U-NEXT
日本版 予告編
英語版 予告編
スタッフ
監督 : 中田秀夫
脚本 : 高橋洋
製作 : 河井真也/一瀬隆重/仙頭武則
キャスト
浅川玲子:松嶋菜々子
高山竜司:真田広之
高野舞:中谷美紀
大石智子:竹内結子
倉橋雅美:佐藤仁美
大石良美:しみず霧子
玲子の叔母:大島蓉子
浅川陽一:大高力也
浅川浩一:村松克己
吉野賢三:松重豊
岡崎:柳ユーレイ
小宮:李鐘浩
早津:田辺博之
辻瑤子演 :池田真紀
能美武彦演: 高山隆志
山村貞子:白井ちひろ(少女期)、伊野尾理枝(成人期)、宮崎紀彦(目のアップ)、大島睦子(足)
山村志津子:雅子
伊熊平八郎:伴大介
山村敬:沼田曜一、武田敏彦(青年時代)
山村和枝:梶三和子
ポスター/パッケージ
⚠️ネタバレあり感想⚠️
親切設計!
冒頭すぐにわかりやすくルールせ説明をしてくれます。
この時点では、呪い解除方法は教えてくれません。
なので、どうやって呪いを解除するの?という推進力で物語は進んでいきます。
智子と雅美の女子高生2人がお泊まり会をしています。
都市伝説について話しているのですが、そこで呪いのビデオについて話していました。
どうやら智子が見てしまったそうで速攻で死にます。
そして来るか!?と思わせていうて来ないフェイント演出。笑
結構、振り回してくれるじゃないの。笑
こういうの嫌いじゃない。笑
そして、玲子がビデオを見たのは月曜日で、字幕の位置に何曜日なのか教えてくれる親切設計!
ありがたい!
余計なことを考えなくても見られるので、映像と音に完全集中できます!
『若くても死ぬの?』
陽一がなんか不気味です。
子供の見た目だけど中におじさんが入っていそうな感じ。
達観していて年相応の話し方じゃない感じ。
いい子役を見つけましたね。
竜司と陽一には霊感があるみたいです。
シックスセンスが遺伝しているみたいですね。
序盤の眉間に人差し指を当ててグリグリしていたのはなんだったんだろう。
死に顔がギャグ
白目剥いて思いっきり口を開けるのが死に顔のようです。
ギャグやないの。
本気でやってるところ申し訳ないのだけれども、笑っちゃうのだけれども。
不気味な呪いのビデオ
あれ、なんかよくわからないけどすごく嫌ですね。
白い布巾を被って何かを指差す男は何を指差していたんだろう。
個人的にはこいつが1番怖かったです。
この映画見たあと、窓を見るたびにふと思い出して怖い思いしています。
そして人がはっているような映像。
原爆投下を思い出してしまい、水を求めて川に向かっているように見えました。
めっちゃ嫌な映像。
そして玲子がビデオを見てから電話が鳴るまでの間が完璧でしたね。
怖すぎ。
時代を感じる男尊女卑描写
『竜司さん』ってさん付けで呼んでるところが時代を感じますね。
離婚したから他人行事なわけではなく、下の名前にさん付けしているので、多分男尊女卑的な文化ですよね。
あと、玲子の印象が序盤と終盤で真逆に変わっていました。
序盤はシゴデキなお母さんという印象でしたが、後半は竜司がいないと何もできないが母性は強い女という感じにしか見えませんでした。
呪い解除の法則も結局竜司の霊が教えてくれたので、玲子が何かしたかというと何もしていない。
井戸の中で貞子の骨に母性ハグをかましていましたが、あれで成仏したり呪いがなくなるというわけではありませんでした。
終盤は竜司が玲子をビンタして喝を入れてましたね。
あれは殴っといて良かったんじゃないでしょうか。
何もしてないのに弱音ばっか吐いててうるせえ。
割と何もしていない
7日間という制限があるにも関わらず、案外1日あたりの行動量が少ないです。
月曜日・ビデオを見てしまった
火曜日・元夫の竜司に自分の写真を撮ってもらい、ビデオを見せた。コピーを要求された。
水曜日・ダビングして渡す。竜司はビデオを見る。火山噴火が関係していることがわかる。
木曜日・火山の場所が判明する
金曜日・自分の実家に帰り、息子がビデオを見てしまう。
土曜日・貞子の母親の玲子の親戚が
日曜日・井戸の水をすくう作業
なんか会社員としてリアリティのあるスケジュール。笑
でも恐怖演出をめちゃくちゃふんだんに盛り込んでくれるので全くダレません。
しかも竜司の調査能力と超能力でどんどん進んでいくので見やすいです。
『自分の娘を殺すなんて』
自分の母親は博士に利用され自殺、さらに自分は父親に殺されるという最悪すぎる過去が明らかになりますが、あんまり正体が判明しません。
それがより一層怖く感じさせます。
目的も人柄もわかりません。
とりあえず人をいっぱい殺したいということしか感じ取れません。
貞子が見たビジョンは見せてくれるのですが、第三者視点があんまりなかった印象です。
どんな子供だったのか想像がつきません。
それがすっごく怖い。すっごく嫌な感じ。
貞子怖いって
井戸の中から髪の毛出てきて、そこからヌクゥ〜と出てくる貞子の白骨。
直前のジャンプスケアからのあの骸骨は怖すぎるでしょう。
あの有名なテレビからの登場シーンって、クライマックスだったんですね。
逆再生とのことですが、動きがキモすぎる。不気味すぎる。
ちょっと工夫しただけでこんな化け物感って出るんですね。
芸術点低め
アートセンスはあまり感じませんでした。
自分でもなんでなのかわからないのですが、映像美を期待してしまっていたのですが、アートっぽい感じはありませんでした。
井戸を覗く貞子
後頭部を殴られ、井戸に落とされたシーンですが、殴られた時の音が古いゲームの打撃音みたいで安っぽくて笑った。
これわざとでしょ。笑
なんか恋愛要素あった気がする?
竜司の教え子は竜司のことが好きみたいでした。
そんで玲子は竜司が死んだっぽいと思って彼の家に向かったとき、警察に侵入を止められて『妻です!』って突入してました。
ワンチャンあのあと再婚してたんじゃないかしら。笑
メロドラマっぽいシーン
『私が死ぬとき一緒にいて』とか、思いっきりメロドラマでしたね。
あと心の声がナレーションとして入ってくるのはちょっと冷めました。
『的中』
『私がして、あなたがしなかったこと』
『お父さん、お願いがあるの』
え!?ラストは人怖なの!?笑





