九龍ジェネリックロマンス (2025年) 117分【ネタバレ・考察】説明不足な脚本。キャラクターの行動原理に説得力がない。久々に時間返せと思った映画。自腹だったら暴れてた。酷すぎる脚本なのに、俳優の演技が良くて健気だった。でも吉岡里帆ファンは必見。

ネタバレなし感想

これは久々に時間返せと思った映画でした!
半年ぶりくらいに時間返せ映画と出会えて嬉しいです!
やっと出会えたね☆

勝手にエターナルサンシャインみたいな作品だと思ってた

SFサブロマンスというのと、パッケージがエターナルサンシャインに似ている構図だったので、面白そう!と思ってしまってました。笑

物語は添えるだけ

なにがしたいのか全くわからない物語でした!
子供の空想を聞かされている気分!

人物の行動原理も、世界観も、なにもわかりませんでした!笑

俳優はいい

ひどい脚本でしたが、俳優の演技は非常に良かったと思います。
全力で演技していて健気で感動しました。

たぶん、実写化向いてない

本作には原作漫画があり、アニメ化までされています。
私はどちらも未視聴なのですが、アニメ化までされている作品なので人気作なのだと思います。

時間が足りなかったのかな?予算が足りなかったのかな?と思ってしまうような作品でした。

吉岡里帆ファンは必見

めちゃくちゃ可愛いです。
吉岡里帆がとにかくかわいく魅力的に映っています。
本当にかわいく魅力的でした。

原作ファンの意見を聞きたい

これは原作ファンからしたらどうだったんでしょうか。

私は原作を全く観ていないのでなに一つ楽しめなかったのですが、再現度とかはどんな感じなのでしょうか。

基本情報

Kowloon Generic Romance
九龍ジェネリックロマンス
2025年 117分

九龍ジェネリックロマンス

製作国:日本

キャッチコピー:あなたに触れたい。この恋が、消えてしまっても。

あらすじ

懐かしさ溢れる街・九龍城砦の不動産屋で働く鯨井令子(吉岡里帆)は先輩社員の工藤発(水上恒司)に恋をしていた。工藤は九龍の街を知り尽くしており、令子をお気に入りの場所に連れ出してくれるが、距離は縮まらないまま。 それでも令子は、九龍で靴屋を営む楊明(梅澤美波)、あらゆる店でバイトをする小黒(花瀬琴音)らといった大切な友達もでき、九龍で流れる日常に満足していた。 しかしある日、工藤と立ち寄った金魚茶館の店員タオ・グエン(栁俊太郎)に工藤の恋人と間違われる。さらに、令子が偶然みつけた1枚の写真には、工藤と一緒に自分と同じ姿をした恋人が写っていた。思い出せない過去の記憶、もう 1 人の自分の正体、そして九龍の街に隠された巨大な謎。過去・現在が交錯する中、恋が、秘密を解き明かす─。

※参照元:公式サイト


日本版 予告編

スタッフ

監督 : 池田千尋
脚本 : 和田清人/池田千尋
製作 : 有澤亮哉/梶原富治/菊池実里

キャスト

鯨井令子:吉岡里帆
工藤発:水上恒司
タオ・グエン:栁俊太郎
楊明:梅澤美波
ユウロン:フィガロ・ツェン
小黒:花瀬琴音
諏訪太朗
三島ゆたか
「クラブ万⾥」のママ:サヘル・ローズ
蛇沼製薬の宣伝スタッフ:関口メンディー
李:山中崇
周:嶋田久作
蛇沼みゆき:竜星涼

ポスター/パッケージ



⚠️ネタバレあり感想⚠️

これなんの話?

本物の玲子は服薬自殺をしており、ピアスホールがない玲子はジェネリック品ということなのですよね?

婚約者を失った工藤がジェネリック九龍でジェネリック玲子を作り出したということで良いのですか?

設定ちゃんと説明して?

なんか世界が崩壊するぅー!みたいな感じの展開になっていましたが、あれはなんですか?

世界の消え方的に電子っぽい消え方だったのでなんらかのシステムで作ったということですか?

写真なに?

写真を撮ると、工藤以外はぼやけていたので工藤以外はみんなジェネリックということですよね?

インセプション?マトリックス?なに?

謎すぎる。
このジェネリック世界がどのような流れで生み出されたのか謎すぎる。

曖昧さが魅力的じゃない

ジェネリック世界の仕組みを謎にするならするでいいのですが、
この映画の描くジェネリック世界があまり魅力的でないので入り込めませんでした。

全然九龍じゃない

撮影は台湾で行われたみたいです。
中国にも台湾にも住んだことがあり、香港にも十数回行ったことがあるのですが、
香港感全然ないです。
台湾です。

個人的には香港の雑多としていて多国籍な街並みを観たかったのでその点もがっかりしました。

言語がめちゃくちゃ

この映画、言語が適当です。

中国の標準語

中国の標準語は北京語です。
日本でいうところの東京弁・標準語に当たるのが北京語です。
ニュースとかで使われる話し方ですね。

中国には数え切れないほどの方言がある

あれだけ広いので言語もたくさんあります。

日本でいうところの、沖縄弁や津軽弁のように、同じ日本人でも聞き取れないような方言が中国にはたくさん存在しています。

香港は広東語の地域

広東語(カントン語)はかなり発音が変わります。

日本で有名な単語、”問題ない”を意味する”モーマンタイ”ですが、これは広東語です。
標準語(北京語)では”メイウェンティ”と言います。

全く発音が変わるのですね。

台湾語

台湾語は北京語がわかれば聞き取れると思います。
アクセントがあるという感じなんでしょうか?

有名な単語でいうと、”美味しい”を意味する”ハオチー”ですが、これは台湾訛りで
北京語だと”ハオツー”という感じの発音です。

劇中の中国語

そもそも中国語が全然出てこない。
この点も謎でした。
九龍が舞台である意味全然ないじゃん。

あと出てきている中国語も標準語か台湾語っぽいです。
もっと広東語も聞けると思っていました。

関口メンディーを変な使い方すんな

なんですかあのリオデジャネイロのカーニバルみたいな、安っぽい悪ふざけは。

物語になんの意味もない謎の展開でした。

これはインセプションでいうところの列車、パプリカでいうところのあのパレードでしょうか?

この映画は工藤の意識の中という話?

ただの妄想っぽい

エンドロール後にも映像があるタイプの映画でした。

ワンチャン、全部工藤の妄想エンドの可能性あります?
恋して婚約したというのも片思いしている工藤の妄想の可能性ありますか?
玲子はただのサバサバした先輩で、全く恋仲にすらなっていないという可能性ありますか?

それなら死ぬほど怖いのですが。

なにそれ

『サクセスだってくれたじゃん!』
ってセリフで爆笑しました。

金魚のネーミングセンスが独特すぎた。

何となくの予想

原作ではこの曖昧さが魅力だったんですかね?

映画ではその魅力が全く伝わってこず、なぜ恋に落ちたのかもわからないし、キャラクターの行動原理が支離滅裂でなに一つ魅力を感じない映画でした。

余談


参考サイト