ネタバレなし感想
なんか軸がない映画でした。
サスペンスなので話が二転三転するのはいいんですが誰を軸に話を進めてんのか散乱している感じ。
内容も登場人物もガタガタな感じ。
俳優が良かったので残念でした。
登場人物が多めなんですが、出てきた時に軽く自己紹介して欲しいです。
もう誰が誰だかよくわかんない。
アニーの登場シーンでキャサリンがアニーを姉さんって呼ぶとか。
母さんがいたら打たれてたわとか2人が姉妹なのわかるようにして欲しい。
誰だよってなる。
映像は確かに面白いところありましたがこれが凄い!みたいなこともなく、あんまり面白くなかった。
なんか荒めな感じです。
ただ、個性的なキャラクターを作るのはうまいと思いました。
あの大家のデブとかとんでもないし、レインコートとマスクはキャッチーだしいいですよね。
映画の背景
タイトルがコロコロ変わっています。
最初は『Communion (聖体拝領)』というタイトルでアメリカのシカゴで上映されましたが、アライド・アーティスツ・ピクチャーズ・コーポレーションに買い取られ、『Alice, Sweet
Alice』というタイトルになりました。
公開当初、イギリスではビデオが押収・没収され、アイルランドでは明らかに反カトリック的なテーマのため物議を醸したそうです。
その後、マスター等の紛失により長らく幻の作品となっていたが、2019年にオリジナルネガが発見され、2Kスキャンでデジタル修復された。
それにより、2020年8月に日本でも初の劇場公開が実現した。
内容は微妙ですが、本国ではスラッシャー映画が台頭し始めた初期作品としてカルト的人気を博しているみたいです。
基本情報
Alice, Sweet Alice
アリス・スウィート・アリス
1976年 108分
製作国:アメリカ
キャッチコピー:この恐怖が美少女を襲う...
あらすじ
12歳のアリスは教会の神父にかわいがられ、母親の愛情を全て受けているかに見えた妹・カレンに嫉妬する。ある日、アリスのゆがんだ欲望を具現化するように、教会でカレンが惨殺される。事件の捜査にも、家族にも反抗的な態度を示すアリスは犯行を疑われ…。
※参照元:U-NEXT
英語版 予告編
スタッフ
監督 : アルフレッド・ソール
脚本 : アルフレッド・ソール
製作 : リチャード・K・ローゼンバーグ/アルフレッド・ソール
キャスト
リンダ・ミラー:キャサリン・スパージュ
ミルドレッド・クリントン:トレドニ夫人
ポーラ・シェパード:アリス・スパージュ
ナイルズ・マクマスター:ドミニク・ドム
ブルック・シールズ:カレン・スパージュ
ジェーン・ローリー:アニー・デロレンツェ
ルドルフ・ウィルリッチ:トム神父
マイケル・ハードスターク:スピナ刑事
ポスター/パッケージ
⚠️ネタバレあり感想⚠️
そりゃグレるわ
母親の娘たちへの扱いにだいぶ差があるように感じました。
よく聞く話ですよね。
姉の方が損することが多いって。
母親にとっても上の子は初めての子育てなのでいろいろ間違えたりする。
それで下の子は上の子の失敗を見て育つからお利口さんだったりする。
それで姉からしたら、自分ばかり怒られるからなんで私ばかりってなる。
母親も悪意は無さそうでしたが胸糞悪かったです。
ルッキズム
周囲の人間もやたら妹のカレンばかりを可愛がりますね。
デブの大家は「神様は綺麗な方を持ってくんだ」って姉より妹の方が外見が優れてるって発言してましたね。
なんか現代のネット社会みたい。
ああいうブスでキモいオッサンが若い女を比較して評論家気取りするっていう。
自分の顔見てから言えよの典型的パターンですね。
しかも散々アリスに暴言吐いておいて強姦しようとしてましたよね?
どうせ腹にチンコ埋まってんだろ。
アニーもアリスが好きじゃ無い
アリスの母親の姉、アニーもやたらアリスに厳しいですね。
確かに、アリスは素行不良で精神科に連れてかれそうになったり、大家の猫を絞め殺したりだいぶ問題あるタイプに見える。
サイコパスであることには変わりなさそうです。
アリスには動機がありすぎる
母親の差別的対応によってカレンを殺したようにも見えるし、アニーには嫌われているから腹いせで刺したようにも見えるし、大家は普通に嫌いだから刺したようにも見える。
見つけてしまったアリス
見つけてしまいましたね。
殺人というものを。
真横で神父が殺されるのを見て、サイコパスに目覚めるようなラストでしたね。
嘘発見器のときも、本当に嘘ついてなかったし、手間はかかる子だったけど悪い子じゃなかったのにね。
あ、嫌なやつはこうすればいいんだ♪という、アリスが嫌な奴への対処法を見つけてしまったラストに見えました。
オーメンを思い出しましたね。
アニーが刺された時
アリスは地下の自分の部屋で怯えていました。
犯人が神父の家政婦、ミルドレッドなので、本当にカレンの霊がアニーを刺したんだと思って怯えていたんですね。
最初みたときは、悪い子種のように装って父親に付け入ろうとしているのかと思ってました。
これは失敬。
そんなに性格悪い子じゃなかった。
丸いの食ってないね
イエスの体として丸いの食べさせてるよね?
ずっと食べてないけど、アリスも洗礼受けてるよね?
そこまで姉と妹を差別してないよね?姉だけ地獄行けばいいみたいなことあえてしてないはずよね。
アリスの未来はより一層不穏だね!
聖体がどうのって何?
丸いのはホスチアっていうらしいです。
カレンがなぜプレゼントをもらっていたかと言うと、聖体デビューということのお祝いみたいです。
洗礼を受けてから初めて聖体拝領することを「初聖体」(はつせいたい、First Communion)と呼び、カトリックでは7つの秘跡のうちの1つとされる重要な儀式である[6]。自らの意思に基づく成人洗礼の場合は洗礼と同時に初聖体と堅信礼を行うが、幼児洗礼の場合は聖体拝領の意味がわかるようになる児童期に、そのための準備を行った上で受けることになる。年齢は特に定められていないが、幼稚園生から小学校低学年くらいで受けることが多い。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/聖体
ほんと宗教系の解説って何いってんのかわかんねーわ
https://youtu.be/lK7yEeJ2OAo
イエスの体として食うっていう。
自分の肉体を我々に捧げてくれているって感じみたいです。
擬人カニバリズムですね。
崩れる姉妹関係
アニーが刺されたあと、病室でキャサリンが
アリスじゃ無いと言え!みたいな感じで喧嘩していましたね。
私はアリスを愛してたわ!って、確かにちゃんと悪いことしたら叱ってあげてたって愛していたと捉えられるか。
これは泥沼。
流れ
アリスが犯人かと思ったら、精神病棟に入っている時に殺人事件が起きてガチでカレンの幽霊説!と思ったら犯人はミルドレッドでしたー!ということね。
神父に恋したミルドレッド
ミルドレッド良かったですね。
気持ち悪い。
アリスの実父を殺した後、懺悔部屋で神父と話しますが、罪を告白していないのに、救われたみたいな顔してました。
狂ってる人の顔ですね。
隣人に腹を立てたとだけ言って懺悔した気になって安らぎを得てる。
亡くした娘の写真を見て、次はキャサリンよって言ってたけど何で?
アリスの真横で犯行
神父さんに警察に行きましょうと言われて思わず刺しちゃってましたね。
そんで、最後神父を刺した時、倒れ込んだ神父を出し決めて恍惚な表情を浮かべていましたね。
やっと私のものになったんだわ!っていう。
ジミーがあの人に似てる
セックスアンドザシティのスタンフォードに見えてました。
この映画ロリコン多くね?
嘘発見器をアリスがテーブルから落とした時、刑事たちが話してた内容がキモすぎた。
胸を見たか
触って欲しそうに俺を見つめていた
12歳の子供に何言ってんだ。
この映画なんの映画?なんのミスリードにもなってないし、こいつら別に罰も受けないし。
精神科の先生の判定
統合失調症の症状が見られ、暴力性がある
アリス、カレンを見たという発言だけで統合失調症診断を受けてる?
ガバいんだが。
生理のことを隠していました
ってこの映画、ちょいちょいアリスの性的な事柄を描くんだけどなんも関係ないよね?
関係なかったメロドラマ
キャサリンと元夫が実の娘のためにお互いが協力していくうちに昔の愛情が復活していいムードになるのは何となく理解できるんだけど物語と何も関係なかった!
一歩手前で今の嫁のジュリアンから電話!でた!また新しい名前!なんなんだ!
その後殺されてしまうときの"やめろー!"感が増しただけだった!
こっわ!
あの殺し方怖く無いですか?
縛られて、意識がある状態でコロコロ転がされるの。
そんで落とされるの。
やだー!
ミルドレットが犯人なのなんでそこで描いた
実父の口からカレンの十字架が出てきたという検死官の報告がありましたが、観客は犯人がミルドレットなのを見ているのでスリラーになってません。
警察側としてはかれんの幽霊犯行せつが有効になっているの
刑事がミルドレットの犯行を見た
直前にアリスがイタズラでデブの腹にゴキブリを置いていましたね。
その直後にキャサリンを殺しにきたミルドレットとすれ違ってしまい、仮面を取られたので思わず刺し殺してしまいました。
なんかすれ違いにはなっていますが、なんのサスペンスにもなっていなかったシーンですね。
アリスが部屋に入る必要がない。
インターホンを押しても反応が無かったので帰ろうとしたら足音を聞いた大家が『アリスだろ!?』みたいな感じで絡んできて、マスクを取られて刺しちゃうの方が良かったですね。
観客はもうアリスを疑っていないので、ゴキブリを腹に乗せたことによる効果は何もないので。
母親が割とロジカル
本当に私の娘が犯人なの?っていう母親目線の作品かと思ってたら母親そんなに悩み苦しんでなくて、なぜかアリスは絶対にやってないと信じ込んでいました。
アニーと喧嘩したあと、元夫と話をするシーンで、『レインコートのサイズが違うから絶対にアリスじゃないわ』って客観的事実を元に娘が犯人じゃないと信じているという感じでしたね。
でもその事実は無かったほうが面白かったんじゃないかしら。
あの子は素行不良はあったけど人を殺すような子じゃないわ!っていう。
感情的に娘を信じようとしているけど状況証拠的に娘かもしれないっていう話の方がサスペンスとして乗れました。
なんなら娘を庇うあまりに誰かを殺してしまい逮捕。
アリスはアニーに引き取られ、教会へ。
そこでミルドレッドが神父を殺して犯人だと判明。
アリスの無罪は判明するものの、今後殺人鬼になるだろうという胸糞エンドも良かったかも。
印象に残っているシーン
雨が車の窓を濡らす中、お母さんが話すところ良かった。
鏡にミルドレットが映っていてバタンって父親が落ちてきたのは印象的でした。
ミルドレットが『次はあなたの番よ』って言って荷物入れて鏡を見て首を傾げたシーンとか怖かった。



