セルビアン・フィルム (2010年) 104分【ネタバレ・考察】アイディア一本勝負で面白くなかった作品。


ネタバレなし感想

落ちこぼれ元ポルノスターが大金のために撮影内容も知らされないまま"アート作品"の出演を承諾したところ、家族諸共悲惨な目に合うという話です。

テンポ遅いです。スリラーとしても面白くありません。
”これやばくね?w”というアイディア一本勝負で作ったんだろうなという作品です。
こうして考えてみるとトム・シックスって偉大ですね。

グロですが、あんまりリアリティはないのでその点はそこまでではないです。
ただ内容の胸糞悪さ、気持ち悪さ、悪趣味さは半端じゃない。

おすすめはしません。

基本情報

A Serbian Film
セルビアン・フィルム
2010年 104分

セルビアン・フィルム

製作国:セルビア

キャッチコピー:俺の身に、一体何が起こったのか

あらすじ

ポルノスター・ミロシュは現役を引退し、妻マリア、幼い息子ペタルと共に暮らしていたが、中々仕事に恵まれず困窮していた。 そんなある日、ミロシュはかつて共演したレイアから海外向けの大作ポルノに出演しないかとの誘いを受ける。高額のギャラに惹かれ仕事を引き受けたミロシュはヴックミルと名乗る監督に引き合わされ、芸術的なフィルムを作るという話を聞かされるが、その実態は富裕層向けのスナッフフィルムを撮る悪質な業者であった。

※参照元:Wikipedia


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : スルジャン・スパソイェヴィッチ
脚本 : アレクサンダル・ラディヴォイェヴィッチ

キャスト

ミロシュ:スルジャン・トドロヴィッチ
ヴックミル:セルゲイ・トリノフヴィッチ
マリア:イェレナ・ガウリロヴィッチ
マイク:スルジャン・スパソイェヴィッチ
レイア:カタリナ・ズティッチ
ジェカ:アンデラ・ネナドヴィッチ
ジェカの母親:アナ・サキッチ
ジェカの祖母:リディア・プレトル
医者:レナ・ボグダノヴィッチ
ペタル:ルカ・ミヤトヴィッチ
ミロシュとマリアの息子。
キーパー1:ネナド・ヘラコヴィッチ
キーパー2:カルニ・ジェルニッチ
キーパー3:マルコ・クルジェン
ラシャ:ミオドラゴ・クルチマリク
幼稚園の教師:タニア・デヴニッチ
妊娠:ナタサ・ミリュズ

ポスター/パッケージ


⚠️ネタバレあり感想⚠️

セルビアに申し訳ない

この映画以外、セルビアについて何も知りませんでした。
というか、この映画を知る前はセルビアという国の存在すら知りませんでした。
こんな映画のことしか知らないことに、なぜか申し訳ない気持ちになったので基本情報を置いていきます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/serbia/index.html

笑ったところ

前半は思ったより平坦で、所々笑えるところあります。
息子が勃起について父親に聞いた時、父親がオナニーについて教えてあげるのですが、父親の目の前でチンチンいじろうとする息子は可愛かった。

後半から怒涛の地獄が始まります。
しかしながら稚拙で深みのない動機を主犯?が暴露し始めるので、ほぅ、、、?という感じです。

前半つまらない

妻と息子がいる元ポルノスターの男性。
お金に困っていたところ、ポルノ作品(アート作品)の出演のオファーが来て、承諾してしまう。
これを説明するのが長い。テンポ悪い。

あと、スリラーとしても全然面白くなかったです。
テンポ悪いスリラーってダメですね。

笑えない

”New born porn”

マジでこれ気持ち悪すぎる。
実際のニュースを思い出しました。

https://www.afpbb.com/articles/-/3160518

唐突にこのシーンが始まったのでこのニュースを思い出して吐きそうになりました。
シーン自体はリアルではないです。
てか全体的にそんなにグロのクオリティは高くないです。

薬物を盛られた主人公

ひどいですね。
息子に薬物を飲ませ、息子を犯す父親。
それを見ている母親。
最悪すぎる。

永遠に続くやん

ラストでまだ続くんだと思いましたね。
悪趣味過ぎるエンディングは嫌いじゃないです。

ただ、それ以外何もない作品。

エンプティーカロリーという感じの映画です。
悪趣味で気持ち悪いいくつかの展開以外に見どころがない。

こういうタブーって、みんな触れてなくね?敢えて触れたら俺たちの映画ヒットするんじゃね?というアイディアを基準に無理やり作ったストーリー感は拭えません。
内容が浅いだけに、この"強烈なアイディア"も全く心に傷を残しません。
(強烈な心の傷を負いたくて映画をみたんか!って自分ツッコミ入れておきます。)

気軽にサインなんてするもんじゃない

本作の教訓といたしまして、契約をする際は、業務の際に使用するボールペン代がどっち持ちなのかすら確認してから締結しましょう。

補足情報

物議を醸した“鬼畜映画”『セルビアン・フィルム』監督インタビュー 「この映画は自分の住む国や世界を寓話的に描いたもの」

参考サイト