陽の光に包まれて (2024年) 14分【ネタバレ・考察】感動的なシーンから一気に怖いラスト


ネタバレなし感想

「BSSTO8周年記念〜映画を”味わう” ペアリング体験〜」イベントにて視聴させていただきました。

BSSTOで会員登録することで無料で観れます。
配信期間:2026/2/18~5/18
https://sst-online.jp/theater/18689/

幻想的

光と音楽が特に印象的でした。
なんか感動する。

セリフが少ないので前半は何してるのかよくわからないのですが、後半になって登場人物の目的がわかり、不思議な感動があります。

ラストのアプローチが嫌い

私とは思想が真逆で、私はそのアプローチには結構批判的なので嫌いなラストでした。

基本情報

Brighter Days
陽の光に包まれて
2024年 14分

陽の光に包まれて

製作国:チェコ/中国

キャッチコピー:光を失った世界で、父が贈るたった一度の魔法。

あらすじ

舞台は、太陽の光が非常に貴重な存在となった近未来。一人の父親が、暗い我が家に日光を取り入れ、子供たちに決して忘れられない魔法のような体験をさせようと決意する。

※参照元:Filmarks


スタッフ

監督 : Sheida Sheikhha
脚本 : Bruno Grandino/Sheida Sheikhha
製作:Nanlite/Nanlux/Bruno Grandino/Sheida Sheikhha/Lucie Charles/Barbad Bayat

キャスト

Lucie:Lucie Lamacová
Edgar:Václav Marhold
Emma:Tereza Svejdová
Jan:Oliver Vyskocil


ポスター/パッケージ

⚠️ネタバレあり感想⚠️

なんの環境問題についての話なのか

あらゆる生物には太陽の日差しが必要ということですね。

太陽の日差しって、北極の雪みたいに減ってるの?と思って調べたらありました。
多分、この問題提起をしたい作品なんだと思います。

太陽の日差しが届かなくなる環境汚染、いわゆる「地球薄暗化(グローバル・ディミング)」は、大気中の汚染物質(エアロゾル)が太陽光を遮断することで発生する深刻な現象です。地球温暖化とは逆に地球を寒冷化させる作用がありますが、生態系や気候システムに破壊的な影響を及ぼします。 
※AIによる概要

人工的な光なのか、太陽の光なのかわからない

最初に電話で誰かに依頼をしているようでした。
それは人工的に光を送ってくれと協力者に依頼しているものなのか、
それとも建物の構造上、正面の建物に住んでいる住民の窓を開けないとこちらまで光が届かないから協力を依頼しているのか、私にはわかりませんでした。

皆既日食のように、太陽の光が差す頻度がめちゃくちゃ低くなっていという可能性もありますよね。

ただ合図を送ったらやってくれということだったのでどちらか判断はつきませんでした。

太陽を感じさせたい

ずっと何してんだ?と思ったら子供たちに光の素晴らしさを教えてあげたかったのですね。
単純な話だった。

恐らく、両親は太陽の光を浴びた経験があるのでしょうね。
それを子供たちにも体感させてあげたいと。

父の愛を感じる

光の素晴らしさを子供たちに体感させてあげたいという父親の愛情を感じました。

動物園に連れて行ってあげる、遊園地に連れて行ってあげる、わざわざ遠出して自然で遊ばせてあげるなど、そういう類の愛情のように思えました。

愛情の連鎖

ぬいぐるみにも光を浴びさせてあげる娘かわいい。

美味しいものを人に共有したいのと似ていますね。
素晴らしい体験をしたとき、誰かにも体験して欲しいと思う気持ちが素晴らしいと思いました。
愛を感じますね。

どこか切実で感動するシーン

音楽の素晴らしさも相まって、今の当たり前が当たり前でないということの悲しさと、
非常に美しい音楽と彼らの表情には胸をうたれる感動がありました。

次の世代へ繋げていきたい

妊婦のお母さんのお腹にも光が当たっていました。
この素晴らしい自然、太陽の光を未来に繋げていきたいというメッセージを感じるシーンでした。

街がめっちゃ汚い

なんか香港の住宅を思い出しました。
香港の住宅ってめっちゃ狭いし、外観がめっちゃ汚いんですよね。

ジャンルSFということで、人間によって汚染された地球ということですね。

脅迫的なラスト

ぬいぐるみを持って立ち尽くす女の子がこっちを向いているシーンで本作は終わります。
さっきまで光に感動している家族の表情が美しく、感動していたのに、急に脅迫的なラストでした。

”お前らが環境に配慮しなかった結果、この少女は太陽の素晴らしさを知らねーんだぞ”
みたいな脅迫的なラストとなると、人の心を動かすのは難しいんじゃないかと思いました。

嫌いなタイプのアプローチ

環境保護、動物愛護、私はどちらかというと弱い肯定派なのですが、そういった活動はポジティブなアプローチをするべきなんじゃないかと思っています。

例えば、一時期過激な動物愛護団体が子供たちに残虐な動物の写真を不可抗力で見せ、炎上していました。

この件でいうと私は動物と触れ合う体験をさせ、子供たちに動物を好きになってもらい、この子達を守るために意識を変えていこうというポジティブ発信の活動の方が効果的なんじゃないかと思うんですよね。
動物たちを守ろうとする気持ちの根源は脅迫やトラウマではなく愛情から始まった方が強い気がするんですよね。

余談

BSSTO8周年記念〜映画を”味わう” ペアリング体験〜

参考サイト