ネタバレなし感想
背景知識必須
だいぶ事前知識がないと物語についていけ無さそうな作品でした。
ウクライナの文化について、特に女性蔑視の温度感について詳しい方はついていけると思います。
私は全く知らなかったので町山智浩の紹介動画を見てから映画を観ました。
だいぶ助かりました。
人によっては胸糞悪いかも
私はフェミ映画では基本的にムカついてヒス起こしてるんですけどね。
この作品に関しては主人公に共感できなかったので淡々と観てました。
人によってはめちゃくちゃ胸糞悪い作品かもです。
感情を動かされなかった私にとっても気分が悪い作品でした。
アーティストとしての映画
アートと革命活動が密接に関連している作品です。
私はその辺がよくわからないので、わかる人はより解像度が高そうです。
基本情報
Oxana
OXANA/裸の革命家・オクサナ
2024年 103分
製作国:フランス/ウクライナ/ハンガリー
キャッチコピー:彼女は声を上げ、身体を晒し、喝采を浴び、 - やがて、世界から放り出された。
あらすじ
2002年、ウクライナ西部フメリニツキー。 オクサナはアルコール依存症の父とそれを献身的に支える母と暮らし、イコン画を描いて家計を支えていたが、教会からの不当な扱いや男尊女卑が根深い社会の理不尽に耐えきれず、家を飛び出す。 2008年、街頭討論で出会った仲間たちとともにフェミニスト活動団体「FEMEN」を結成。医療過誤による女性患者の死への抗議を皮切りに活動を拡大させる。 2009年、首都キーウでセックスツーリズム撲滅を訴える中、オクサナは注目を集めるため上半身を脱ぎ、身体を「戦闘服」として使う表現にたどり着く。 やがて活動は国境を越え、2011年にはベラルーシ・ミンスクでアレクサンドル・ルカシェンコ政権に抗議し拘束と拷問を受け、モスクワではウラジーミル・プーチンヘの抗議で重傷を負う。 FEMENへの監視と弾圧が激化するなか、オクサナは政治難民としてパリへ逃れる決断を迫られていく……。
※参照元:公式サイト
日本版 予告編
英語版 予告編
スタッフ
監督 : シャルレーヌ・ファヴィエ
脚本 : シャルレーヌ・ファヴィエ/ダイアン・ブラッスール/アントワーヌ・ラコンブルズ
キャスト
オクサナ・シャチコ/アルビーナ・コルジ
マリア・コシュキナ
ラダ・コロバイ
オクサナ・ジュダノワ
ヨアン・ジメル
ノエ・アビタ
ポスター/パッケージ
⚠️ネタバレあり感想⚠️
ネーミングが良い
『FEMEN』
これいいですね。
男より女の方が上だ!というヤバいフェミニストの思想を感じなく、
平等にしてくれ!ということなんですよね。
平和的に革命はできない
穏やかな話し合いで物事が解決するのであれば、戦争なんて起きないんですよね。
話し合いの土俵にすら上がらせてもらえないとなると過激なことしないとどうしようもない。
とはいえFEMENの活動は平和的だと思いました。
うるさいのとおっぱい出してるくらいですよね。
たぶん意見を聞く気すらない
政治家は誰かが食い物にされている方がメリットがあって楽そうですね。
貧しい女は嫌でも生産業で働かないと生きていけない。
でも弱者女性を守るつもりがない。
売春宿を経営したら儲かるから。
みたいな感じですかね?
みんな難民申請して逃げれたらいいのに
女の難民を最優先で受け入れたら良いのにってずっと思ってます。
女が国から逃げてったら繁殖できないでしょうし、男たちは困ると思うので
女の話を聞くようになるんじゃないですか?
男の移民を入れても性犯罪が増えるだけだと思ってます。
一瞬出てきた絵画
「ホロフェルネスの首を持つユディト」という絵画です。
女であることを利用して敵の陣地に侵入し、敵の男を酔わせて、そいつを討ち取った女の絵です。
作中に出てくる絵画は確かフェミ絵画なんですよね。
当時はめちゃくちゃ珍しかった女性画家による作品です。
男が描いた場合
男が描いた絵だと、女が弱そうに描かれます。
ルーベンス
カラヴァッジョ
女流画家が描いた場合
このアルテミジア・ジェンティレスキ(女)が描く女はめっちゃ勇ましいです。
うろ覚えですが、なんでこの絵がフェミ絵画なのかというと、
”お前ら女にはできないと思ってるだろ、女だってやる時はこうやるんだよ。”
的な感じだったと思います。
フェミの私があんまり感化されなかった
オクサナの無計画さに感情移入できず、なんかもっと上手くやれたんじゃないかと思ってしまって全然感情移入できませんでした。
胸糞悪い
アル中クソ親父のせいで家が燃えるとか、女が殺されるニュースが流れたりとか、最悪ですね。
ちゃんと男死ねとは思いました。
ただ主人公に計画性が無さすぎる
活動の発端が無計画なのはわかるんですが、
その後の展開が無計画過ぎて全然感情移入できませんでした。
情熱は大切ですが情熱だけで飯は食っていけないじゃないですか。
世界とどう接続していくかをまるで考えてない気がしました。
私なら国外に出る
命の危険が及ぶことは想定できなかったんですかね?
なんか危ないかもって思った段階で国外に逃げて、安全なところから活動した方が良くないですか?
投獄されたり、殺されたりしたら志もクソもないじゃないですか。
団体を乗っ取った立ち上げメンバーがまるで悪役かのように描かれていましたが、個人的には彼女の方が賢明だったと思います。
何をしていたのか、何故チームが分断したのかはあまりよくわかりませんでしたが。
必死に申請しろよ
難民申請のときの不貞腐れた態度はなんなんですかね。
KGBがどんな組織なのか、自分がどのような活動をしていたのか、必死になって説明したら、まだなんとかなりそうな気がしませんでしたか?
なんか事務的な雰囲気を感じませんでした。
難民申請が降りる基準がわからないのですが、書類に不備・不足がある理由も述べなかったのでここも主人公に非があると思っちゃいました。
祖国に追い返されたら投獄されるかもって思ったら必死になりません?
ネット使わないの?
リアルで、生身の体を使って表現することに重きを置いていましたが、活動をしていくにつれて身の危険が発生していましたよね。
ネットにシフトする考えはなかったんでしょうか。
リスクを考えて殴られる前に手法を変えることを検討した方が良かったんじゃないでしょうか。
直談判は不利すぎる
どちらかというと、直接現場に行き、その現場の人に訴える!という直談判的なやり方をやっていましたよね。
物理的に不利すぎませんか。
人数少ないし、軽々と持ち上げられていたし。
数の勝負に出た方が良かった
大多数の民意を味方につけた方が政治家は追い詰められたんじゃないでしょうか。
ただ国内の女は立ち上がれないと思うので、やっぱり国外の殺されない国の女に訴えかけた方が良かったんじゃないか。
外から変えていくしかない
ヨーロッパ諸国について詳しくないので何とも言えないんですが、
ウクライナの女性を生産業から守るという目的があって、国内で活動すると自分自身の身の安全が確保できないという条件なら、
少なくとも国内での活動はリスク高過ぎますよね。
世界に発信してよ
少なくともウクライナの女性がおかれている状況と、オクサナの活動については日本の私には届いていなかったです。
でもウクライナの現状を全世界に広める!くらいの目標を持っておかないと広がるもんも広がらないですよね。
周辺諸国から批判を受けるように追い詰めた方が上手くいきそうだと思うんですよね。
他国の男にも矛先を向けたら良いのに
女を買いにくる下劣な男たちを批判して、その国の女を味方につけたりしちゃえば良いんじゃないでしょうか。
”好き好んで働いてるわけじゃない女を買うのは人権侵害だ!”って。
他国の女性を巻き込めたら強そうですよね。
相方の必要性をオクサナは理解してない
ブレーンとカリスマはペアな方がいいですよね。
大抵の場合、気難しいカリスマがブレーンをバカにしたり鬱陶しがったりするんですよね。
カリスマって自分の不足してる部分を自覚してないんです。
絶対あのビジネスライクな女は必要だったでしょ。
考えろよ
オクサナの目的と、その目的に対するプロセスをどのように考えているのか見えませんでした。
どこか破滅的で、衝動的で、無計画。
結果、病んで自殺してしまったわけですよね。
この支離滅裂っぷりはリモノフを思い出しました。
持たざる者は誰も助けられない
自分で言ってましたがお金ないじゃないですか。
アートでお金を稼いで、そのお金を使って女を亡命させまくって、支援者を募ってさらに女を安全な地に呼び出した方が、直接的に救える女が増えませんか?
女性蔑視をするような国なんて滅べば良いじゃないですか。
少なくともお金を稼がないと。
何も持っていない人が何かを変えるには暗殺とかになっちゃいますよね。
彼氏の提案が現実的
オクサナの精神状態の悪化を察知して、生活環境をガラッと変えようとしてました。
田舎に住んでゆっくりしようと。
めぐりあう時間たちを思い起こしました。
田舎に引っ越してましたね。
良い彼氏。一旦心のケアをした方が良いのは明白でしたね。
あと結婚したらビザの問題も解決したのに。
でもオクサナ的には違うんだと。活動をすることが社会に重要で、一刻も早く救わないといけない女がいるんだと。
でもあんたそれどころじゃないじゃない。
今までの活動は無駄だったのか
無駄ではないけど、あなたが死んだら元も子もないよ。
負けたことになるじゃない。
何をやってんだよあんたは。
最悪
あの自殺に使用したベルトって彼氏のベルトですか?
勘弁してよ。
彼氏、一生のトラウマになるよ。
余談
本日は6人で映画館を襲撃(๑・̑◡・̑๑)♪
— あやちまる@怒りの映画垢 (@ayachimaru96) May 24, 2026
厳正な投票によって選ばれたのはまさかの#OXANA #裸の革命家オクサナ
めっちゃ感想会しずらそうな作品(๑・̑◡・̑๑)爆
しかし我々はジェンダーフリーでエイジフリーでリスペクトフルな襲撃集団なので
関係ねぇ(๑・̑◡・̑๑)♪
クソ楽しかった(๑・̑◡・̑๑)! pic.twitter.com/VIOYVBStYI
#OXANA #裸の革命家オクサナ
— あやちまる@怒りの映画垢 (@ayachimaru96) May 24, 2026
オクサナの半生を描いているので駆け足!
あと時系列ごった煮系の作品だったので、
話に入り込めなかった!
ただどの時代なのかは文字で教えてくれるし、
髪の長さで時代を判別できると思う!
背景情報あった方がいいから町山智浩の映画紹介を聞いた方がいいかも! pic.twitter.com/PIgsIw9XCr
#OXANA #裸の革命家オクサナ
— あやちまる@怒りの映画垢 (@ayachimaru96) May 24, 2026
ラースんとこのトリアーさんに胸糞耐性を鍛えていただいたのと主人公にあんまり感情移入ができなかったので
あたいは淡々と観てたんだけど、気分が良い作品ではないね。
人によっては頗る胸糞かも。
あたいはたぶんアート思考があんまりピンときてないっぽいのよね。 pic.twitter.com/kguIBuJRFE

