スーパーガール (2026年) 108分【ネタバレ・考察】前半はダラダラ退屈で後半から本気出す映画。私はスッキリしたものの、教育に良くなさそうなラスト。

ネタバレなし感想

この映画大丈夫かしら。
ちょっと怪しい物語運びだなとは思ってましたが、めちゃくちゃ怪しいまま突っ走ってったラストでした。

スーパーマンの事前情報がないと厳しい

これもし私がスーパーマンについて何も知らなかったら前半は寝てたと思います。
辛うじて昔、マン・オブ・スティールを観たことがあったので助かりました。

スーパーマンがどこからきたのかと、スーパーマンの話が意外とSFだということを知らないと厳しいと思います。

前半はタルい

タルいタルい。
タラタラしてます。

アクションシーンは控えめですし、物語にも推進力がなくて同じこと何回も見せられてつまんないです。

後半は本気出す

後半でやっと観たかったアクションシーンが来るんですが、そのシーンまで長いし、ワクワクを維持できなかったのでそこまでカタルシスを感じることができませんでした。

社会情勢を反映させている

めちゃくちゃ現代の社会情勢を反映させていて、めちゃくちゃ特定の人種について描かれてました。

逆にこの要素があるから、スーパーマンに思い入れがなくても興味を失わずに最後まで観れました。
そしてめちゃくちゃ印象に残りました。
ただ子供も観るヒーローものの作品でこのメッセージ性は大丈夫かなと思いました。

基本情報

Supergirl
スーパーガール
2026年 108分

スーパーガール

製作国:アメリカ

キャッチコピー:ぶちかます。

あらすじ

スーパーマンが地球を救った後の世界。故郷クリプトン星を失ったカーラ・ゾー=エルは、唯一の心の拠りどころである愛犬クリプトと静かに暮らしていた。そんなある日、突如として現れた謎の敵クレムの攻撃により、クリプトが毒に侵されてしまう。カーラは解毒剤を手に入れるべく、同じくクレムに家族を奪われた異星人の少女ルーシーや凶暴な賞金稼ぎロボとともに、宇宙規模の壮大な戦いに身を投じていく。

※参照元:映画.com


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : クレイグ・ギレスピー
脚本 : アナ・ノゲイラ
製作 : ジェームズ・ガン/ピーター・サフラン

キャスト

スーパーガール(カーラ・ゾー=エル):ミリー・オールコック
クレム:マティアス・スーナールツ
ルーシー・メアリー・ノール:イブ・リドリー
デビッド・クラムホルツ
エミリー・ビーチャム
スーパーマン(カル=エル・クラーク・ケント):デビッド・コレンスウェット
ロボ:ジェイソン・モモア

ポスター/パッケージ



⚠️ネタバレあり感想⚠️

バンザイ・ポーズで飛ぶのダサい

なんか飛ぶシーンがダサかったです。
コミックなら気にならないかもしれないんですが、実写だと滑稽に見えますね。

結構SF

なんかあんまりよくわかんないんですが、音がしないのは酸素がないからとか、惑星によって飛べたり飛べなかったりするのは重力のせいとか、宇宙に詳しい人は別の視点で楽しいのかもしれないです。
私はあんまりわかりませんでした。
光合成して復活してんのかな?くらいの感じで軽く観てました。

最近流行りの完璧じゃない主人公

ずっと酒飲んで”破天荒風”な描写が続きます。
全然かっこ良くない描写が永遠に続くのは最近っぽいなと思いました。

でも全然好きになれない

私、お酒にだらしない人めちゃくちゃ嫌いなんですよね。
あと部屋の掃除ができない人も嫌いなんですよ。

理由もわからず永遠に二日酔いのだらしない女を見せられるのは退屈でした。
長過ぎ。

なんで子供は殺さなかったん?

家族が惨殺されて復讐に燃える少女が出てきますが、なんで彼女は殺されなかったんですか?

子供も主要キャラクターにしないと、子供が感情移入できないと判断したんですかね?
しかも子供いたのに気がついていないというのはあり得ないと思います。
R指定を喰らわないようにしたとしか思えないんですよね。
後都合展開だなと思いました。

同期してない

スーパーガールは故郷を失ったんですよね。
誰かに奪われたのではなく、コアがどうこうって言っていたので惑星の寿命っぽかったですよね?

少女は明らかに目の前で家族を惨殺されているんですよ。
これ”帰る場所がない”という孤独というところはシンクロしてますが、この映画の場合、復讐でシンクロしてくれないとちょっとノレないですね。

関係ないじゃんとしか思えないです。

太陽が変わる

グリーンの太陽で弱っていましたね。
でもイエローの太陽も登るんかい。

たぶん、どっかにグリーンの太陽しか登らない惑星ありますよね。
そこに置いていけばよかったのにと思いました。

ジャンプスケアした

少女が敵の男たちを覗き込むとこをで頭を殴られます。
ジャンプスケアを喰らって一緒に観に行った友人とつい笑っちゃいました。

てかあまりにも女の映画過ぎる

男のキャラクターって悪役と傍観者と荒くれ者の賞金稼ぎくらいですか?
ちょっと偏り過ぎてるよなと思います。

あの父親がもっと戦ってくれないと。
流石に自称フェミの私にとってもこの映画はバランスが悪過ぎだなと思いました。

フェミかと思ったらもはやジェノサイド

なんとなく今のご時世にスーパーガールなんて作品が作られたらもうそれはフェミ映画にならざるを得ないじゃないですか。
フェミ系なのは大前提で視聴したのですが、蓋を開けてみたらもっとエグい話でびっくりしました。

誘拐婚

男だけの世界を作ろうとしてるってもう繁栄しないじゃん。笑
発想がバカすぎるじゃん。笑

と思ったら"花嫁を誘拐"という単語が出てきたのでビックリしました。
これ各地で散見される女性の人権をガン無視したエグい風習のことですよね。

腐るほどニュースが出てくるアラ・カチュー

誘拐結婚と調べるといろいろ出てきますが、私はイスラム教徒が別の宗教の女を誘拐して無理矢理結婚させられているニュースでした。
なのでその印象が強かったんですが、特段、イスラム教徒に限った話ではなさそうです。

アラ・カチューと呼ぶようです。
女(子供も含めて)を誘拐して無理やり結婚させるというあまりにも女に人権がない文化です。
SNSでも無理やり結婚させられている花嫁の動画がたくさんでできます。

男への怒りが爆発している映画

ここまで過激な怒りを爆発させたような作品ができる気持ちもわかります。
ニュースを見ると酷い女性虐待のニュースが日常的に流れるじゃないですか。

なのでこの映画の展開にはめちゃくちゃスッキリしました。
というか、もっと男が徹底的にボコボコにされて欲しかったし、もっと女が虐待を受けている映像が欲しかったです。
もっと胸糞悪い女性差別、性犯罪の描写があった後に、スーパーガールが酷い殺し方をしまくってくっれたらもっと気持ちいい映画でした。

あくまでもヒーロー映画なので無理でしょうけど。

とってもジェノサイド

明らかに特定できる地域の男を全滅させるってジェノサイドじゃないですか。
ちょっと待ってよ。
そんな話だとは思ってなかったよ。
フェミとか関係なく超えてはいけない一線ですよ。

ちょっとあからさますぎる

この映画、ヒーロー映画なのでもうちょっと抽象的に描かないと。
ジェノサイド推進映画になっちゃいますね。

女の人権を認めろ!と言いながら男を殺しまくっちゃったらダメですよ。
ミイラ取りがミイラ越えのバケモノになるやつです。
目には目をとはいい教えだなと思いました。
もっとなのでやっぱり男の描写がヌルいなと思いました。
現実の男ってもっと酷い事件を起こしまくってますからね。

巻き込まれただけの子供

男が起こした戦争に巻き込まれてる子供の図でしたね。

直近にバグダッド・メッシという紛争に巻き込まれて脚を失った少年の映画を観ていたので余計ムカついてました。
今のところ、いつだって戦争を起こすのは男です。
産みもしないくせに、女が産んだ生命をバンバン殺していきます。

胸糞悪いシーンでした。

かと言って結論が殺人でいいのか

このラストは楽ですが選んではいけない選択だよなと思いました。
もっとなんかなかったんですかね。
一応、子供向けの作品なので矮小化されてますが、大人が観ると手放しに肯定できないラストでした。

復讐の胸糞悪さを擬似体験させられたような気持ち

スーパーガール、少女に復讐を絶対にさせないようにするんですが、復讐させた後の気持ちは追体験させてくれました。

殺しちゃいけないんですけど、私も女ですし、普通の人間なので殺したいんですよ。イスラム教徒を。
自分に人種差別意識が明確にあります。
イスラム教徒にも様々な宗派があり、最終的には個人個人を見て判断しないといけないのは理性ではわかっているものの、あまりにも酷いニュースや女性の権利を奪うような文化をよく聞くのでそういう気持ちがあるので、結構感情移入していました。

ただ仮に全滅させたとして、その先に平和があるはずがないのはわかりきっているよなと、モヤモヤした暗い気持ちになりました。
相手の権利を奪うなら自分の権利も主張できないよなと思います。

同胞が指摘しないと

同胞に自浄してもらわないと困りますよね。

でもアイツなら逆らってきたやつは殺しますか。
思想が違う男は殺されますか。

思い出した映画

独裁者と小さな孫という作品も思い出しました。
何があっても暴力という選択肢を捨てないといけないなと強く思った作品です。

かと言ってそんなに人間って精巧に作られていないんですよね。
殺しちゃうなぁ。
私なら有無も言わさずに殺しちゃうなぁ。

復讐は何も産まない

そうなんですよ。
復讐の先にあるのは真っ暗な闇なんですよね。
家族は戻ってこないんだってことが強調されて虚無感に襲われるだけです。
堪えないといけないんですよね。

スーパーガールの演説で私は泣きました。
あとラスト・オブ・アス2を思い出してました。

ただなんでスーパーガールが復讐して虚無に落ちる描写がなかったのであんまり説得力がないです。
言ってることはめっちゃ理解できます。

別の方法で解決をして欲しかった

どうしてもチャーリー・カークの事件を思い出してしまいました。
どれだけ恨んでいても憎んでいても違う思想だったとしても絶対に暴力に走っちゃいけないんですよ。
猿じゃない証明のために。

最後、殺したのでちょっと引いていました。

補足情報

余談


参考サイト

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