テリファー 聖夜の悪夢 (2024年) 125分【ネタバレ・考察】おもてなし100%のB級ホラー映画。強烈な名作。


ネタバレなし感想

吐きかけました。
映画館で観るんじゃなかった。
ポップコーン買っておいてよかったです。
あ、やばいと思ったときにポップコーンを食べてると、むしろ気が散って良かったです。

あ、無理だと思ったシーンでは目を細めてセルフ・モザイク越しに観てました。
目の周りの筋肉が疲れました。

想像の上を行くグロ

かなりハードなのでマジで本当にグロ耐性がある方のみ、観てください。
地獄のような映像が観れます。
まさに悪魔の所業というところ。

私は割とグロ耐性はある方ですが、本作とムカデ人間2はガチで体力を使いますね。

順番に観ておいて良かった

いきなり本作を観ていたら途中退席していたかもしれません。

テリファー0、テリファー、テリファー 終わらない惨劇と立て続けに観てきているのでテンション感はなんとなく予想していました。
そのおかげか具合悪くなるとかはありませんでした。

いきなりテリファー 聖夜の悪夢を、しかも映画館の大画面で観てたら途中で限界が来ていたかもしれません。
物語なんて追えてなかったと思います。

全てにおいて進化した

グロ表現、ストーリー性、多種多様な見所、音楽の使い所、殺し方のバリエーション、胸糞の悪さ、芸術性、
全てが前作を上回ってます。

ホラー映画は特出してシリーズが進むにつれ、物語は希薄になり、観たことあるようなシーンが続き、つまらなくなっていくのが相場です。
しかし、テリファーはシリーズが進むにつれて面白くなる前代未聞のホラー映画。笑

テリファー凄いな。笑
0はマジでなんだったんだよ。笑

基本情報

Terrifier 3
テリファー 聖夜の悪夢
2024年 125分

テリファー 聖夜の悪夢

製作国:アメリカ

キャッチコピー:全世界が吐いた。

あらすじ

ハロウィンの大虐殺を生き延びたシエナとジョナサンはトラウマに苦しみながらも人生を立て直そうと奮闘していた。しかし、街がクリスマスシーズンになり、聖夜を祝おうとする住民たちをよそに、アート・ザ・クラウンが再び姿を現し絶望のどん底に陥れるー。

※参照元:公式サイト


日本版 予告編

英語版 予告編

スタッフ

監督 : ダミアン・レオーネ
脚本 : ダミアン・レオーネ
製作 : フィル・ファルコーネ

キャスト

シエナ:ローレン・ラヴェラ:シエナ
アート・ザ・クラウン:アート・ザ・クラウン
ルチアーナ・エリサ・キニョネス:子供の頃のシエナ
エリオット・フラム:ジョナサン
サマンサ・スカフィディ:ヴィクトリア
マーガレット・アン・フローレンス:ジェス・ショウ
ブライス・ジョンソン:グレッグ・ショウ
アントネラ・ローズ:ギャビー・ショウ

ポスター/パッケージ



⚠️ネタバレあり感想⚠️

シリーズものは第1作目以降はつまらなくなるのが相場です。
しかしよく考えてみたら、監督と脚本を同じ人物が務めるのであれば、作品のクオリティは上がっていきますよね。

本来はシリーズが進むにつれて、監督が成長していくものだから、作品のクオリティは上がっていっているようです。
テリファー・シリーズは順当な流れで成長し、どんどんレベルが上がっていってる。

シリーズものは監督がコロコロ変わることが多いけど、テリファーはずっと同じ監督なのがありがたいです。
ダミアン・レオーネ監督はこの化け物と長いこと向き合い続けてるんですよね。
この監督、ほぼテリファーしか作ってないじゃん。

ひとまず、テリファー0の時点からテリファーを応援していた先人と、この監督ならやるだろうと信頼してくれたお金の出所に感謝です。

ストーリー性の大進化


本作は人物の掘り下げをちゃんとしてくれています。
テリファー1の人形の母とか、テリファー2の薬飲ませてきただけの友達とか、
ただの通行人Aの範疇を出ないキャラクターばっかりでした。
本作は出てくる主要な登場人物たちの人柄がちゃんと描かれています。

テリファー0は論外だとして、テリファーはほぼ物語なかった。
テリファー 終わらない惨劇も薄めの内容でしたが、アート・ザ・クラウンの輪郭がハッキリした印象です。
本作では事件の当事者と社会とか、悪魔との闘いとか、グロ以外にも見どころが多かったです。

むしろ、よく今までアート・ザ・クラウンの飛び道具の一本勝負だけでやってこれたよなと。
どれだけアート・ザ・クラウンの威力強いんだよ。
3がここまで面白かったらもう4も5も出ますね。

グロが、マジで、段違い過ぎる

勿体無いですが時折、目を細めてセルフモザイクをかけて映画を観てました。
あとネズミが助演レベルで出てくるのでネズミ嫌いの私は発狂してました。

今までのテリファーもかなり残虐でしたが、今回の作品も本当に今まで観たことがないようなグロ表現を見せてくれます。

大きな見せ場が何箇所かあるのですが、CGを使ってない感じしました。
人体破損シーンでは部分的にか見せてくれないシーンが多かった印象です。
脚を折るなら脚だけを映すとか。

可能な限りCGなしの模型(?)で表現しようとしているのかなと思いました。
恐らく潤沢な予算を貰っていると思うのですが、モノを用意してやってるっぽかったのでB級感が損なわれていなかったので嬉しかったです。
なんか有名人になっても、ずっと友達でいてくれている感じ。

一部の首だけ動いているとか、終盤のDCコミックスばりの迫力のシーンとかはガッツリCGでしたが気持ち悪かった。
使い所が上手いと思います。

随所に芸術あり。


アスペクト比(?)が4:3に見えるバスタブのシーンや、
アート・ザ・クラウンが屋根裏で座っているシーンは、
恐怖もありつつ、すごく芸術的でした。

そして何が怖いかって、彼らからは何の感情も抱いていなさそうなところです。
悲しみも哀愁もなければ、後ろ姿に何も感情がのっていない。
ブラックホールを覗いているのに近しい恐怖を感じました。

導入からインパクト強すぎ


1番最初に殺されたのは子供です。最悪。 子供が死ぬ映画な時点でどうかしてるとは思うのですが、死体は映しても殺されている真っ最中を映さないという倫理観はシリーズを通して貫いています。 製作陣が1つのルールとして設けているのかもしれません。

横で寝ている夫がグシャグシャにされ、そのあと息子のバラバラ遺体を母親が目撃します。 徹底的に母親のメンタルを抉ったあと、母親を殺すという最悪のオープニング。

ちょっと気になったのですが、あの母親妊娠してましたか? アート・ザ・クラウンが、なんであんなダイレクトに子宮を刺したのか、そしてなぜそこをしっかり見せたのかがわからなかったです。 もし妊婦ならお腹の子供を先に殺してから、最後に母親の命を奪った感じですかね。

あと、あんだけのことしておいて皿洗うんだ。 君の基準がわからないよ。

この序盤だけでも満足度が高かったです。 サンタコスのアート・ザ・クラウンの顔をなかなか見せてくれない演出も良かったです。 いつになったら顔が映るんだい!とワクワクしました。 見たら期待通り怖かった。観なきゃ良かった。

シャイニングのオマージュシーン2箇所もありましたね。 斧でドアに穴開けて笑顔を見せるところと、どこかの棚に子供が隠れるという。 あの娘はあのとあと、、、。

クリスチャンはおこかな?

本作での神は非白人の女ということでガチクリスチャンは怒るんじゃないか。笑 まさかテリファーがポリコレとは。笑 そもそもそれどころじゃない内容なので観てる最中は何とも思ってなかったけど、女が神とかあり得ないんじゃない?笑 そもそも信仰心アツい人はこの映画観ないか。笑

テリファーがテーマを持ち始めた!


どこまで行っても他人事な世の中は下世話なネタで酒を飲むんですね。
事件の当事者と、それをネタにして楽しむファンの関係が描かれていました。
vsマスコミならありがちな気がしますが、現代では個人ですよね。
あまり取り扱われることがなかったテーマですね。

勝手に日記を読んだガビーも事件のヲタであるミアも、自分の好奇心優先でシエナの心には全く寄り添ってない。
ミアは"5th anniversary"って言ってましたからね。
アホなんかコイツ。まあアホか。

ガビーもシエナに"日記の内容は私の幻覚よ"って言われた時、
かっこいいと思ったのにって。
あれには皆さんもムカついたんじゃないですか。
人のトラウマをなんだと思ってんだよ。

ただ日記見られた時の諭すような叱り方、素晴らしかったです。
身近な人にはきちんと説明して大人の対応ができていて素晴らしい。
あの小娘にはブチギレ散らかしてたのにね。
ここの描き分けもすごく良かったです。

警察の生首で誤魔化せると思うなよ笑

前作の直後のシーンを必ず入れてくれるんですよね〜。
生首がヴィクトリアから産まれたの意味がわからないんですよね。
へぇー!生首なくてもいいんだー?って思ったらやっぱいるみたいじゃないですか。
ヴィクトリアの居場所を突き止めるために生首飛ばしたみたいな感じですか?
なんだったのかマジでわからない。

ほんで電車でアート・ザ・クラウンのコスプレした人に写真撮られて嬉しそうにしてんのウケる。

前回の惨劇から今回のシエナとの戦いは5年ぶりみたいです。
序盤のクリスマスのシーンは、その間あったこと、みたいな感じですかね。

完全に殺しに飽きてるね?

序盤の廃墟に行ったところ、埃をかぶるまで誰かが来るのを待ってからバキバキに殺してましたね。
自分がやったことない殺しを、暇だからしてみたかったっていう風に見えました。

液体窒素での殺しもそう見える。
ああいう機械が出てきたら、火炎放射器の方を想像しませんでした?
確かにホラーで生きたまま燃やすシーンはよく見るし、アート・ザ・クラウンならとっくにやってるよね。

本作では1より進化したギコギコシーンを観れたのでよかったです。
今回はちゃんとギコギコしてるところを見せてくれます。
地獄。

姉弟の関係

前に進もうとする弟と、精神にかなり傷を負った姉がすれ違ってしまっている感じ。

姉は目の前で親友の死体をみているのでその差もありそうです。
1番そばにいて支えて欲しい家族に、寄り添ってもらえない。
ミッドサマーで描かれていた地獄ですね。
だから弟のジョナサンは生き残れなかったのかもしれません。

ヴィクトリア乗っ取り完了

ヴィクトリアの自殺のシーンはリアルで静かな流血シーンだったので、1番苦手でした。
めちゃくちゃ怖かった。

恐らく、ヴィクトリアは少しずつ人格が乗っ取られていて、抵抗していたものの、鏡で見た自分の姿に絶望してヴィクトリアは自殺。
ヴィクトリアの身体が完全に悪魔に乗っ取られたシーンですよね。

それってあの方ですよね?

何かの業者2人が、あの廃墟に行ったとき、地下に子供を埋めた変態の話してたけどこれ完全にピエロ殺人鬼ジョン・ゲイシーのことだよね?

あとこのおじさんがヴィクトリアに首を刺されたとき、血が心臓のリズムで噴き出していたのが怖過ぎた。
そのリアリティ怖いです。

謎のジェスチャー

ギコギコオナニーがグロ過ぎた。
本当に2度とみたくない。

その後にアート・ザ・クラウンがやっていたハンドサイン、何なのか気になって調べたら"shame on you(恥を知れ)"という意味でした。

突然の名言

ガビーがシエナに宛てた手紙に書いてあった
あなたがいないとトラブルを楽しめない
って文言、めっちゃ良くない?
これ言われたら心底嬉しいんだけど。

あなたがいたらマイナスの出来事もプラスになるのにってことよね。
嫌なこととか失敗ほど共有して笑い合いたいよね。

"pass the riceeeeeee"

ダイエット中の自分みたい。

サンタとの出会い

あんな不気味なやつ受け入れるなよw
酒吹き出すのも笑ったw

サンタの膝の上でおしっこ漏らすシーンも笑ったw
趣味が悪過ぎる。

てかナイトメア・ビフォア・クリスマスじゃん
ハロウィンの悪魔がサンタになりたがるの。
What's thisじゃん、めちゃテンション上がってんの。

あんな奴に命乞いするとして、家族の話は無謀過ぎる。笑
あんな奴に家族なんているわけないんだから。
いたとしても共感能力あるわけないじゃん。笑

子供もろとも、、、

まさかサンタとなって子供もろともまとめ殺しするとは。
あの箱の中身はネズミの死体かと思ってました。

1番最初に配ってたぬいぐるみ、2で出てきたあのデカネズミじゃん。
思い出させんなよ。ネズミ嫌いなんだよ。

デパートの本物の方のサンタが最初にローティーンっぽい女の子に"are you old enough for make up?"って聞いてたのはちょっと笑った。

バディーもの

今回のアートザクラウンは極力瞬間移動を封じていますね。

あのチビの相方はどこ行ったんだろう?
演じていた子が子供だったかな?
そしたら殺害シーンの撮影ができないということでリストラ?
デザインめっちゃ良かったのに。

今回の相方はビジュが怖過ぎて見てられないです。

カップルはクソ喰らえ

ミアとコールがアート・ザ・クラウンについて部屋で話しているのを聞いていちいちリアクションとってんの面白かった。笑

ホラー映画の常識でいうと、コールのポジションっていけすかないクソ男として描かれることが多いけど、本作のコールって結構いいやつなんだよね。
ミアの言動にもやんわり疑問を呈してるし。性欲に弱いアホだけど。

シャワールームで殺しが行われた時、コール、身を挺してミアを守ろうとはしてくれていたね。
そりゃ全裸にチェーンソーだからどう頑張っても無理だけども。

あのシャワーでミアが発狂している姿はサイコみたいでした。
死に際のミアに最後に自分の顔見せてやってんのwファンサアツイww
お前これに熱狂してたんだよな?ざまぁwwwと思ってしまった。

なんかクリスマスのカップル死ねと言わんばかりの残虐性でしたね。
おっぱい横に切ってたな。笑
テリファーのギコギコの進化版が観れました。ハンパねぇ。

てか、アート・ザ・クラウン、おしっこした後に手を洗ってんのよ。
これが1番意味がわからない。
日常的な動きすんな。

印象的だった

シエナのパニック演技めちゃくちゃ良かったです。
デパートでの爆発ニュースを聞いた時のパニック具合なんてすごかった。

ここから怒涛ですね。

終盤がすごい

ちょっとジャンルが変わってきていますよね。
神と悪魔の闘いみたいなことになってる。
そしてあの一軒家で起こった出来事とは思えないヤバさ。

ヴィクトリアがシエナに入ろうとするシーンはDCかと思いました。
迫力すごいね。ジャンル変わったもんな。
一軒家で起こったとは思えない迫力だったもんな。
あと2人が見つめあって叫ぶシーンのシエナ、エクソシストっぽかった。

椅子に固定されているシアナの横を通るたびにペチンってやんのやめてw
あと間違ってガビーにやろうとすんなw

best gift everってかっこよかった。笑
でもみんなあれが何かわかってたよね。笑
ガビーも日記を読んでいたからあの剣が何なのか知ってたってことで一応伏線も回収?笑

なんか男は雑じゃない?

おじさん、弟に関しては殺したところすら見せてくれないんだよな。
この映画はもはやフェミ映画なん?
テリファー0から女多いな〜と思ってたけど、男の扱いが雑すぎない?笑
しかもおじさんも弟も結構重要な役だったのにアッサリ死んでた。笑
時間足りなかったか。笑

この映画、女子供を積極的に殺したがるよね。
さては残虐性向上効果を狙っているのか。

見たことない戦闘

ちんこ攻撃www腸噛みちぎりwww
この女優さん本当によく頑張ってくれた。
お疲れ様過ぎる。

本当に死んだ?

弟の殺害シーンがなかったんだけど本当に殺したのかな?
あの俳優の子が若いから撮影できなかった?
声変わりっぽい声していたから結構若いかな?と思って調べたら2024年時点で20歳でした。
撮影できる年齢だった。

アート・ザ・クラウンがガビーは目の前で殺そうとするってことはその方が残酷だと思ったんだよね?
てことはシエナの中での大切な人ランキングはガビーの方が上なのかな?

ガビーママ

ガビーママに唾を吐きかけられてフリーズするヴィクトリア面白かった。

喉に管突っ込んでネズミ入れて、首切って首から出すのは悪趣味過ぎて直視できなかった。
ネズミ嫌いなんすよ。どれも趣味悪いって。
よく思いついたよね。関心する。
制作陣はクリエイティブな殺し方会議とかやってんだろうね。

腸と頭でツリーを装飾するってのも今まで見たことなかったわ。
発想がすごい。

4はどうなるんだい

物語はコンスタンティンみたいな話になってグダグダになって失速する可能性あります。

アート・ザ・クラウンは悪魔がシリアルキラーの肉体に入っているとのことですが、その人物がどんな人だったのかとか、
弟のジョナサンはどう死んだのか、父親が狂った経緯と死に様が気になる。
過去にチラ見せしてきた要素でまだまだ面白くできそうですね。

あとスーパーマンとドゥームズデイばりの、神と悪魔の戦いを見せてもらいたい。笑

アート・ザ・クラウン、でっか

アート・ザ・クラウンの俳優さん、2mくらいある?
シエナが小柄だからとんでもないバケモンに見える。

調べたら188cmもあった。
シエナの女優さんが165cmだった。

補足情報

余談

クリスマスって普通に平日だし、仕事で残業だしでヤケクソで本作を映画館で観ました。
U-NEXTのポイントも貯まっていたので、2024年12月25日に本作を観ました。
新宿で観たのですが、ほぼ満席。
1人で見ている女性や男性、カップルなんかもチラホラいて、テリファーが人気で嬉しかったという話でした。


参考サイト

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